ウマノミツバ属

ウマノミツバ属
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: ウマノミツバ属 Sanicula
学名
Sanicula L.
  • 本文参照
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ウマノミツバ属(ウマノミツバぞく、学名:Sanicula、和名漢字表記:馬之三葉属)はセリ科の属の一つ。

特徴

越年草または多年草で、は掌状に3-7裂する。は単散生花序か複散生花序をなし、花の色は白色、紫色、黄色など。果実の表面には刺毛などの突起物を出す。

世界に約40種知られ、日本には5種ある。

日本の種

  • ウマノミツバ Sanicula chinensis Bunge -日本全土、朝鮮、中国、ウスリー、千島、樺太に分布する。
  • ヤマナシウマノミツバ Sanicula kaiensis Makino et Hisauti -山梨県、長野県にまれに生育する。絶滅危惧IB類。
  • クロバナウマノミツバ Sanicula rubriflora F.Schmidt -岩手県、長野県、朝鮮、中国東北部、モンゴル、アムール、ウスリーに分布する。
  • フキヤミツバ Sanicula tuberculata Maxim. -本州、四国、九州、朝鮮中南部に分布する。絶滅危惧IB類。
  • ヒメウマノミツバ Sanicula lamelligera Hance -屋久島から琉球、台湾、中国中南部に分布する。
    • キイウマノミツバ Sanicula lamelligera Hance var. wakayamensis (Masam.) Murata -和歌山県にまれに生育する。絶滅危惧IA類。

参考文献

  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』(1982年)平凡社
  • 林弥栄編『山渓カラー名鑑 日本の野草』(1983)山と渓谷社
  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
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