サイバーネット

サイバーネット
Hackers
監督 イアン・ソフトリー
脚本 ラファエル・モロー
製作 ラルフ・ウィンター
マイケル・ペイサー
製作総指揮 イアン・ソフトリー
出演者 ジョニー・リー・ミラー
アンジェリーナ・ジョリー
音楽 サイモン・ボズウェル
撮影 アンジェイ・セクラ
編集 マーティン・ウォルシュ
製作会社 ユナイテッド・アーティスツ
配給 アメリカ合衆国の旗 MGM/UA Distribution Co.
公開 アメリカ合衆国の旗 1995年9月15日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
イタリア語
日本語
ロシア語
興行収入 $7,563,728[1]
テンプレートを表示

サイバーネット』(原題: Hackers)は、1995年に公開されたアメリカ合衆国の映画。監督はイアン・ソフトリー。出演はジョニー・リー・ミラーアンジェリーナ・ジョリーがつとめた。

日本では劇場未公開だが、WOWOWでプレミア放送された。

森尚子東京ハッカー役で出演している。

あらすじ

11歳の天才ハッカー、デイドは、ウォール街コンピュータをクラッシュさせ、FBIブラック・リストに挙げられた。18歳になった彼のまわりには、コンピュータを自由自在に操る連中が集まり、高校生活をエンジョイしていた。ある日仲間がハッカー・キングと呼ばれるプレーグにはめられ、犯罪の片棒を担がされてしまう。デイドらは、サイバーネットを使って、世界中のネット仲間を集め、反撃に転じる。ネットワーク上での、激しいバトルが始まった。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
VHS
デイド・マーフィー ジョニー・リー・ミラー 林延年
ケイト・リビー アンジェリーナ・ジョリー 緒方恵美
シリアル マシュー・リラード 三木眞一郎
フリーク レナリー・サンティアゴ 真殿光昭
ニコン ローレンス・メイソン 楠大典
ジョーイ ジェシー・ブラッドフォード 岩永哲哉
ローレン アルバータ・ワトソン 寺内よりえ
プレーグ フィッシャー・スティーヴンス 石塚運昇
マーゴ ロレイン・ブラッコ 田中敦子
役不明又はその他 N/A 大川透
天田益男
水内清光
高瀬右光
松岡ミユキ
小形満
北川勝博
坪井智浩
長島雄一
水野龍司
中澤やよい
  • 日本語吹替はDVDには未収録。

制作

主人公のゼロ・クールことデイド・マーフィーは ロバート・T・モリスが基になっている[2] 。 学校の場面は Stuyvesant High Schoolと、マンハッタン南部にあるトライベッカ周辺で撮影された[3]。 この映画ではThe MentorことLoyd Blankenshipが書いたハッカー・マニフェストが用いられている。なお、このマニフェストは1986年9月25日に刊行されたPhrack7号ファイル3に掲載された。この映画の中では、キャラクターがPhrackではなく、2600に掲載されたマニフェストを読んでいる。また、登場人物の一人であるエマヌエル・ゴールドスタイン ("Cereal Killer") の名前は, 2600 の編集者の一人であるEric Corleyの変名から取った。(なお、コーリー本人は ジョージ・オーウェルの1984年からとったとしている)。コーリーはスタッフにハッカー文化について教えたが本編中の正確性を批判される結果となった。

Macintoshの起動メッセージは、ファントム・フリークがケイトの新しいラップトップをパーティーで見たときに発した "Yo...this is 'insanely great,' it's got a 28.8 bps [sic] modem!" として用いられている。この映画には当時開発中だった ワイプアウトのプロトタイプを用いたレーシングゲームや、 Hack the Planetという名の 海賊テレビ放送が登場した。

デイドが文学の授業で習った、 アレン・ギンズバーグの『吠える』の引用を書く場面がある。

脚注

  1. ^ “Hackers (1995)”. Box Office Mojo. 2009年12月11日閲覧。
  2. ^ “Hackers (movie) Hacker Movie Plague Group Magazine New Oil”. Economicexpert.com. 2009年2月25日閲覧。
  3. ^ “Stuyvesant High School Alumni Association, Inc. - SHS | Stuyvesant High School”. SHSAA (2006年5月6日). 2009年2月25日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 表示
  • 編集