スイス連邦鉄道 FV-Dosto

スイス連邦鉄道 FV-Dostoは2010年5月にスイス連邦鉄道がインターシティ用、インターレギオ用にボンバルディア・トランスポーテーション(2021年アルストムに合併。)に発注した2階建て電車である。当初、2013年12月に運用を開始する予定であった。しかし、新機能の開発が遅れ2018年に運行を開始した。特に問題となった機能はアクティブサスペンションによる車体傾斜装置WAKOである。この装置により最大15%の曲線通過速度向上が見込まれていた。しかし、異常な揺れなどの問題が発生したため運行開始後もこの装置を止めたままで運行し、スイス連邦鉄道は2022年7月にWAKOの導入を断念することを発表した。

参考文献

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  • 欧州で露呈、鉄道車両「メーカー主導開発」の限界 - 東洋経済online
スイス連邦鉄道の主要形式
旧型電気機関車

Ae3/5形 - Ae3/6I形 - Ae3/6II形 - Ae3/6III形 - Ae4/7形 - De6/6形

旧型電気機関車(勾配区間用)

Ce6/8I形 - Be4/6形 - Be4/7形 - Ce6/8II形 - Ce6/8III形 - Ae8/14形 - Ae4/6形

新性能電気機関車

Re410形 - Ae610形 - Re420形 - Re430形 - Re620形 - Re440形 - Re450形 - Re460形 - Re474形 - Re482形 - Re484形

内燃機関車

Am4/6形 - Bm4/4II形 - Am4/4形 - Am6/6形 - Am840形 - Am843形 - Aem940形

旧型軽量高速電車/気動車

RAe2/4形 -RBe2/4形(1003-1007 - 1010) - RCm2/4形 - RABDe8/16形 - RAe4/8形 - RFe4/4形 - RBe4/8形

電車

Be4/6形 - De4/4形 - BDe4/4形 - BDe4/4II形 - RAe TEEII形 - RBe540形 - RABDe510形 - RBDe560形 - RBDe561形 - RBDe562形 - ETR470 - RABDe500形 - RABe520形 - RABe521形 - RABe522形 - RABe523形 - RABe524形 - ETR610形 - RABe503形 - RABe514形 - RABe511形 - RABDe502形 - RABe502形 - RABe501形

気動車

BDm2/4形 - Dm2/4形 - RAm TEEI

客車
入換用/事業用車

Ee960形 - Ee922形 - TeI形 - TeII形 - TeIII形 - TemI形 - TemII形 - TemIII形 - TmI形 - TmII形 - TmIII形 - TmIV

狭軌区間用車両
関連項目: スイス連邦鉄道の動力車一覧