スウェーデン沿岸警備隊

沿岸警備隊の紋章
スウェーデン沿岸警備隊のCASA C-212

スウェーデン沿岸警備隊(Kustbevakningen)はスウェーデンにおける沿岸警備隊組織。スウェーデン司法省(英語版)傘下の機関。本部はカールスクルーナ

概要

スウェーデン沿岸警備隊の目的は、領海排他的経済水域ヴェーネルン湖など一部の湖水域における治安の維持および環境保全・監視活動、水産業の監視活動、税関業務などを行うことにある。その歴史は17世紀に設立された密輸取締り組織まで遡ることができる。

本部はスウェーデン南部のカールスクルーナに置かれている。組織として、東(ストックホルム県ナッカ)・西(ヴェストラ・イェータランド県ヨーテボリ)・南(ブレーキンゲ県カールスクローナ)・北(ヴェステルノールランド県ヘーノーサンド)の4つの管区と航空隊で構成されている。全部で26ヶ所の基地を持つ。人員は約800名[1]、約45隻、うち3隻はホバークラフトの船舶を有する。バルト海は冬季結氷するために耐氷性を持つ船舶も有している。航空機としては、2機のCASA C-212を保有しており、それは近いうちにDHC-8に更新される。船舶・航空機とも青地に黄帯の塗装となっており、これはスウェーデンの国旗をモチーフとしたものである。

脚注

  1. ^ "Education and jobs". Kustbevakningen.se. Kustbevakningen. Coast Guard. 2009-04-06 . http://www.kustbevakningen.se/kbvtemplates/SummeryPage.aspx?id=215 . 2009-04-06. http://www.kustbevakningen.se/kbvtemplates/SummeryPage.aspx?id=215. Läst 19 november 2009 . Retrieved on 19 November 2009.

外部リンク

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  • 公式サイト