トニー・バローネ

トニー・バローネ
Tony Barone
引退
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1946-07-20) 1946年7月20日
出身地 イリノイ州シカゴ
指導者経歴
1985-1991
1991-1998
2006-2007
クレイトン大学
テキサス農工大学
メンフィス・グリズリーズ

トニー・バローネ(Tony Barone 1946年7月20日 - 2019年6月25日[1] )はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のバスケットボール指導者。NBAメンフィス・グリズリーズ2006-2007シーズンにヘッドコーチを務めた。

デューク大学で1965年から1968年までプレーした後、1972年から1974年まで母校のデューク大学でアシスタントコーチを務めた。

1978年から1985年までブラッドリー大学のアシスタントコーチを務め、1985年から1991年までクレイトン大学のヘッドコーチとして102勝82敗の成績をあげて、NCAAトーナメントに同校を2回導いた。1991年から1998年までテキサス農工大学のヘッドコーチを務めた[2]。1998年、7勝20敗でシーズンを終えた後に辞任、後任にはメルビン・ワトキンスが就任した[3]。テキサス農工大学では76勝120敗で、勝ち越しは1シーズンだけであった。

2002年から2004年まで2シーズン、NBAメンフィス・グリズリーズヒュービー・ブラウンヘッドコーチの下でアシスタントコーチを務めた。2006年12月28日、6勝24敗とNBAワーストの成績であった、グリズリーズヘッドコーチのマイク・フラテロジェリー・ウェストGMに解任された後、暫定ヘッドコーチとなった[4]。ヘッドコーチ就任後は、フラテロヘッドコーチと異なり、選手たちに自由にプレーをさせた[5]。2007年1月9日のロサンゼルス・レイカーズ戦の第3Qにチームは球団記録を更新する46得点をあげて勝利した[6]

脚注

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  1. ^ “Former A&M, Grizzlies coach Tony Barone dies at 72” (英語). Houston Chronicle. (2019年6月26日). https://www.houstonchronicle.com/sports/aggies/article/Former-Aggies-Grizzlies-coach-Tony-Barone-dies-72-14050685.php 2019年7月2日閲覧。 
  2. ^ “Overtime: Capriati defeated in Family Cup”. The Augusta Chronicle (1998年3月31日). 2013年6月14日閲覧。
  3. ^ “PLUS: COLLEGE BASKETBALL -- U.N.C.-CHARLOTTE; Watkins Resigns To Take A&M Job”. ニューヨーク・タイムズ (1998年4月1日). 2013年6月14日閲覧。
  4. ^ “Barone interim era starts for Grizzlies”. 2006-12-30. 2013年6月14日閲覧。
  5. ^ “グリズリーズ方針転換的中 のびのびプレイで 144点”. TSPスポーツ (2007年1月4日). 2013年6月14日閲覧。
  6. ^ “グリズリーズ 3Q 46点 レイカーズの連勝止める”. TSPスポーツ (2007年1月10日). 2013年6月14日閲覧。

外部リンク

  • NBA.com coach profile
  • Duke Blue Devils player statistics
メンフィス・グリズリーズ 歴代ヘッドコーチ

ブライアン・ウィンターズ (Brian Winters)1995-96/1996-97 -- ステュ・ジャクソン (Stu Jackson)1996-97 -- ブライアン・ヒル (Brian Hill)1997-98/1999-00 -- ライオネル・ホリンズ (Lionel Hollins)1999-00 -- シドニー・ロウ (Sidney Lowe)2000-01/2002-03) -- ヒュービー・ブラウン (Hubie Brown)2002-03/2004 -- ライオネル・ホリンズ (Lionel Hollins)2004 -- マイク・フラテロ (Mike Fratello)2004-05/2006-07 -- トニー・バローネ (Tony Barone Sr.)2006-07 -- マーク・アイアバローニ (Marc Iavaroni)2007-2009 -- ライオネル・ホリンズ (Lionel Hollins)2009-2013 -- デビッド・イェイガー (David Joerger)2013-2016 -- デビッド・フィズデイル (David Fizdale)2016-2017 -- J・B・ビッカースタッフ (J. B. Bickerstaff)2017-2019 -- テイラー・ジェンキンス(Taylor Jenkins)2019–

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