フィリップ・フリードリヒ・ブフナー

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フィリップ・フリードリヒ・ブフナー(Philipp Friedrich Buchner, 1614年9月11日 - 1669年3月23日)は、ドイツ作曲家

生涯

ヴェルトハイム出身。フランクフルト・アム・マイン聖歌隊でヨハン・アンドレアス・ヘルブストに師事した。成人後はパウロ教会オルガニストに就任した。その後ポーランドクラクフに旅行した時に、プロテスタントからカトリックに改宗した。さらにイタリアに旅行して、クラウディオ・モンテヴェルディの音楽に接した。帰国後はヴュルツブルク大司教ヨハン·フィリップ·フォン·シェーンボルンの宮廷楽長となり、1647年にシェーンボルンがマインツ大司教に就任するとブフナーもそれに従った。

1661年、大司教がドイツ語の賛美歌集の編纂作業を開始すると、ブフナーもこれに参加し、1666年に『マインツ合唱曲集』として出版された。

作品

声楽曲にはカンタータなどがあり、『クリスマス・カンタータ』は現代の版で利用可能である[1]。器楽曲には『プレクトラム・ムジクム』(1662)、『ハルモニア・インストルメンタリス』(1664)などがある。

脚注

  1. ^ Sacred choral music in print ed. Gary S. Eslinger, F. Mark Daugherty - 1985
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