フランチェスコ・ゴンザーガの肖像

『フランチェスコ・ゴンザーガの肖像』
イタリア語: Ritratto di Francesco Gonzaga
作者アンドレア・マンテーニャ
製作年1460年代
種類板上にテンペラ
寸法25 cm × 18 cm (9.8 in × 7.1 in)
所蔵カポディモンテ美術館ナポリ

フランチェスコ・ゴンザーガの肖像』(フランチェスコ・ゴンザ―ガの肖像、イタリア語: Ritratto di Francesco Gonzaga) は、イタリアのルネサンス期の芸術家アンドレア・マンテーニャが1460年代に制作した絵画である。現在、イタリアナポリにあるカポディモンテ美術館に所蔵されている。

フランチェスコ・ゴンザーガ(英語版)は、マントヴァ侯爵であったルドヴィーコ3世・ゴンザーガの次男で、17歳の時に教皇ピウス2世によって枢機卿に任命されていた。ゴンザーガ家は自分たちの肖像画を描いてもらうためマンテーニャに依頼し続けたが、それらの肖像画は外交上の贈り物とされ、また自分たちの住居に掛けられた[1]

この絵画は、マンテーニャが1460年に移住したマントヴァの宮廷で最初に制作された肖像画の1つである。15世紀の慣例に則り、古代ローマのメダルの肖像に倣った横顔の胸像で描かれている[1]

出典

  • Pauli, Tatjana (2001). Mantegna. Milan: Leonardo Arte 

脚注

  1. ^ a b https://www.wga.hu/frames-e.html?/html/m/mantegna/index.html ウェブ・ギャラリー・オブ・アートのサイト 2021年8月13日閲覧

外部リンク

  • 博物館の公式ウェブサイトのページ(イタリア語、英語)
1459年までのパドヴァ時代の作品
1470年代までのマンドヴァ時代の作品
  • 『聖ゲオルギウス』(1460年頃)
  • 『東方三博士の礼拝』(1460年頃)
  • 『聖母の死』(1462-1464年頃)
  • 『フランチェスコ・ゴンザーガの肖像』(1460年代)
  • カルロ・デ・メディチの肖像』(1459-1466年)
  • 『眠る幼子といる聖母』(1470年頃)
1480年代以降のマンドヴァ時代の作品