ブルー・ノート・スケール

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ブルー・ノート・スケールは、ジャズブルースなどで使用される音階である。

概要

ブルー・ノート・スケールは、メジャー・スケール(長音階)に、その第3音、第5音、第7音を半音以下だけ下げた音を加えて用いるものである。また、特に♭3,♭5,♭7の音をブルー・ノートと呼ぶ。近代対斜の一種でもある。

ドから始まる音階の場合、ブルーノートはミ♭、ソ♭、シ♭となるので、ブルー・ノート・スケールはド-レ-ミ♭-ミ-ファ-ソ♭-ソ-ラ-シ♭-シ-ドで表される。

由来

19世紀中頃、白人の奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちに「ドレミ…」の西洋音階を教えたところ、ヨーロッパ音楽には耳慣れない妙な音程で歌いだした。その音がどことなく物悲しい雰囲気を帯びていたため、ブルースの語源であり「憂うつ」を意味する「ブルー」の名称で呼ばれ定着したとされる。

関連項目

楽式
起源
  • ブルースの起源 (en)
  • フィールド・ハラー (en)
  • 霊歌
  • 労働歌
  • アメリカの民俗音楽 (en)
地域別
  • ウェスト・コースト・ブルース (en)
  • カナディアン・ブルース (en)
  • シカゴ・ブルース
  • テキサス・ブルース (en)
  • デルタ・ブルース
  • ピードモント・ブルース (en)
  • ヒル・カントリー・ブルース (en
  • ブリティッシュ・ブルース (en)
  • メンフィス・ブルース (en)
  • ルイジアナ・ブルース (en)
    • ニューオーリンズ・ブルース (en)
    • スワンプ・ブルース (en)
サブジャンル
  • エレクトリック・ブルース (en)
  • カントリー・ブルース
  • クラシック・フィーメル・ブルース (en)
  • ファイフ・アンド・ドラム・ブルース (en)
  • ブギウギ (en)
  • ホーカム (en)
融合ジャンル
リスト
  • ブルース・ミュージシャンの一覧 (en)
  • ジャンル別のブルース・ミュージシャンの一覧 (en)
  • ブルース・スタンダードの一覧 (en)
  • ブルース・フェスティバルの一覧 (en)
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