マクミラン出版社

曖昧さ回避 この項目では、イギリスの出版社について説明しています。アメリカの出版社については「マクミラン出版社 (アメリカ合衆国)」をご覧ください。
アメリカで開催された学会におけるマクミラン出版社の展示ブース
マクミランのロゴ(レズリー・スティーヴン『アレキサンダー・ポープ』 1880年 より)

マクミラン出版社(マクミランしゅっぱんしゃ、英語: Macmillan Publishers)は、イギリス出版社。本社はロンドンにあり、世界各地に子会社・関連会社がある。

沿革

マクミラン出版社は、1843年にスコットランド出身のマクミラン兄弟(ダニエル・マクミランとアレクサンダー・マクミラン)が創業し、クリスティーナ・ロセッティルイス・キャロルアルフレッド・テニスントーマス・ハーディラドヤード・キップリングなどの文学作品を出版している。文学以外では『ネイチャー』、『ニューグローヴ世界音楽大事典』などを発刊している[1][2][3]

同出版社はずっと独立系の出版社であったが、1995年にはドイツのメディアグループであるホルツブリンク出版グループ(en:Georg von Holtzbrinck Publishing Group)が株式の70パーセントを得て子会社化し、1999年には残りの株式もすべて得ている。

アメリカ市場

同出版社はニューヨークに支店を開いたが、1896年には売却されてマクミラン会社(Macmillan Co.)として業務を続けた。しかし、1954年にはマクミラン出版社はアメリカ市場に再登場し、1964年にはハロルド・マクミランがイギリスの首相を退任後、1986年まで会長を務めた。1998年にピアソンがマクミラン会社を買い、それを2001年にホルツブリンク出版グループへ譲っている。

日本の関連会社

  • マクミランランゲージハウス
  • ネイチャー・ジャパン

脚注

  1. ^ マクミラン【会社】(Kotobank)
  2. ^ マクミラン出版社
  3. ^ マクミラン出版社見学

関連項目

外部リンク

  • オフィシャルサイト (英文)
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