リップグロス

リップグロス

リップグロス (lip gloss) は、化粧品である。唇に透明感や艶を与えるために用いられる[1]

特徴

本体とブラシが別になっているものや、チューブ状のものなど、複数の種類がある[2]

粉分が多く、固くて発色がよい口紅に比べて、リップグロスは油分が多く、柔らかくて発色が控えめである[3]。口紅よりも気軽に塗れるというメリットがある一方で、落ちやすかったり、髪の毛が唇に付いて離れなかったりするというデメリットがある[3]

香料など、刺激の強い成分が含まれているものもある[4]。艶を出すために使われる高分子ポリマーは、唇の乾燥を促進させる原因となる[4]

合成着色料のタール系色素や防腐剤のパラベンは、発がん性やアレルギー、妊娠率の低下など、人体に有害であるといった指摘もあり、リップグロスを使用する際には安全面への配慮が求められている[5]

普及

『マイナビウーマン』の2014年の調査によれば、45.2%の女性がリップグロスを使用しているという[6]。なお、女性がリップグロスを使用することについて、57%の男性は好感を抱いており、43%の男性は嫌悪感を抱いているという[7]

脚注

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出典

  1. ^ “違い分かる? 「リップクリームとバームとグロス」ぷる唇になる使い方”. 美レンジャー (2015年2月2日). 2016年3月14日閲覧。
  2. ^ “ポーチ内の大惨事! リップグロスの液漏れを防ぐ簡単なテクニック”. LBR (2015年9月4日). 2016年3月14日閲覧。
  3. ^ a b “グロスはもう古い! 美容カウンセラーが伝授する「口元メイク」の最新トレンド”. WooRis (2015年7月13日). 2016年3月14日閲覧。
  4. ^ a b “口紅はオリーブオイルでオフ!? うるうるリップを叶える方法”. LBR (2016年1月2日). 2016年3月14日閲覧。
  5. ^ “怖っ…「リップグロス」で悲惨なたらこ唇に!? 「要注意物質」2つ”. 美レンジャー (2015年2月4日). 2016年3月14日閲覧。
  6. ^ “ルージュ派? それともグロス派? 働く女子の「リップメイク事情」”. マイナビウーマン (2015年1月22日). 2016年3月14日閲覧。
  7. ^ “男のホンネに迫る! 女性の「リップグロス」って好き? 嫌い?”. マイナビウーマン (2014年12月28日). 2016年3月14日閲覧。
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