中村嘉七

中村 嘉七中村 歌七(なかむら かしち)は歌舞伎および歌舞伎作者の名跡の一。屋号は松鶴屋。

二代目から三代目は「中村歌七」を当て、四代目以降再び「中村嘉七」とした。

  • 初 代 中村嘉七
    • 初代中村源左衛門の門弟、1714–91。父は加賀金沢の医師・大関俊庵。
    • 初代中村歌之助 → 初代中村歌右衛門(狂言作者名:初代 中村嘉七) → 初代加賀谷歌七(隠居名)
  • 上記下記とは別に中村嘉七の名がある。
  • 二代目 中村歌七
    • 三代目中村歌右衛門の門弟、生年不詳–1841。はじめ初代藤川友吉の門弟。[1]
    • 藤川音吉(江戸屋)→ 初代中村橋之助(加賀屋)→ 初代中村仲助(加賀屋)→ 二代目加賀屋歌七(加賀屋)→ 二代目中村歌七(松鶴屋)→ 中村四郎兵衛(隠居名)[1]
  • 三代目 中村歌七
    • 二代目の養子、はじめ二代目芳澤いろはの門弟から二代目嵐璃寛の門弟、生没年不詳[2]
    • 二代目芳澤圓次郎 → 嵐勝三郎 → 中村勝三郎 → 三代目中村歌七[2]
  • 四代目 中村嘉七
    • 三代目の養子、はじめ初代阪東壽太郎の門弟、1817-1881。[3]
    • 初代阪東壽三郎 → 二代目中村仲助 → 四代目中村仲蔵(大坂系) → 中村七賀助 → 四代目中村嘉七[3]
  • 五代目 中村嘉七
    • 初代實川八百蔵の門弟、1861-1931。[4]
    • 實川梅三郎 → 實川市蔵 → 黒谷市蔵 → 五代目中村嘉七[4]

脚注

  1. ^ a b “中村歌七(2代)”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンク. 2014年2月5日閲覧。
  2. ^ a b “中村歌七(3代)”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンク. 2014年2月5日閲覧。
  3. ^ a b “中村歌七(4代)”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンク. 2014年2月5日閲覧。
  4. ^ a b “中村歌七(5代)”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンク. 2014年2月5日閲覧。
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