千田光男

曖昧さ回避 この項目では、声優の千田光男について説明しています。タレント・コメディアンの「せんだみつお」とは別人です。
せんだ みつお
千田 光男
プロフィール
本名 千田 光男[1]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本北海道[2]
東京都[3]
生年月日 (1940-03-01) 1940年3月1日
没年月日 (2023-02-25) 2023年2月25日(82歳没)
血液型 A型[4]
身長 171 cm[5]
職業 声優
事務所 81プロデュース(最終所属)[6]
公式サイト 千田光男 - 81プロデュースの公式サイト
活動
活動期間 1960年代 - 2023年
声優:テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

千田 光男(せんだ みつお、1940年3月1日[1][2] - 2023年2月25日[7])は、日本男性声優北海道[2]もしくは東京都[8]出身。81プロデュース最終所属[6]

経歴

土の会[9]エヌ・エー・シー[10]同人舎プロダクション[11]フリー[4]ぷろだくしょんバオバブ[1]を経て、2005年5月1日付けで81プロデュース所属となった[12]

2023年2月25日虚血性心不全のため死去[13]。82歳没。

人物

声種バリトン[14]

数多くの洋画・海外ドラマの吹き替えに出演した[15]。共演経験のある上田燿司は「声を聞かない時はないほど活躍された方」と語っている[16]。また、ランス・ヘンリクセンジャン=ポール・ベルモンド[17]などを担当していた[2]

名前の由来については野沢那智によると、「芸能界は千のうち三つしか実現できない」と言われていたことから命名されたとされている[18]

せんだみつお(旧芸名:千田光)は名前の読みが同じだけの別人[19]だが、海外テレビドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』と映画『ブルース・ブラザース』の吹き替えで共演しており、現場ではスタッフが両者への注文に苦労する一幕もあった[20]

趣味は野球[4]

後任

千田の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任 キャラクター名 概要作品 後任の初担当作品
松田裕市 ミッチェル ダイ・ハード』テレビ朝日版 スターチャンネル追加録音
魚建 ドナルド・マラード NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン16

出演

テレビアニメ

1969年
  • 巨人の星
1970年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1990年
1991年
1992年
1993年
  • 無責任艦長タイラー(殺し屋)
  • 幽☆遊☆白書(青龍)
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
  • ポポロクロイス物語(風族の長)
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2005年
2006年
  • NARUTO -ナルト-(しなやかな悪党)
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2016年
2017年

劇場アニメ

OVA

ゲーム

ドラマCD

  • 最遊記(三仏神)
  • 研ぎ師 伊之助(藤次)

吹き替え

担当俳優

アンソニー・ジェームズ
クラウス・キンスキー
ジャン=ポール・ベルモンド
ジョン・グローヴァー
ジョン・マルコヴィッチ
トニー・シャルーブ
バリー・オットー
ハリー・ディーン・スタントン
フランク・C・ターナー(英語版)
マット・フリューワー
ランス・ヘンリクセン
レイ・ワイズ

映画(吹き替え)

ドラマ

アニメ

人形劇

ボイスオーバー

ナレーション

  • 東京とんかつ会議(ナレーション、BS-TBS

テレビドラマ

映画

人形劇

脚注

[脚注の使い方]

シリーズ一覧

  1. ^ 第1期『first season』(1999年)、第2期『second season』(2003年)
  2. ^ 第1期(2003年)、第2期『新たなる翼』(2003年 - 2004年)
  3. ^ 第1期(2005年)、第2期(2006年)
  4. ^ 第1シリーズ(2012年)、第2シリーズ(2013年 - 2014年)、第3シリーズ(2020年 - 2021年)、第4シリーズ(2022年)
  5. ^ 第2期『神(ゴッド)』(2017年 - 2018年)、第3期『超ゼツ』(2018年 - 2019年)

出典

  1. ^ a b c 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、163頁。ISBN 4-87376-160-3。 
  2. ^ a b c d 「千田 光男」『Excite News』(エキサイト株式会社)。2023年11月5日閲覧。
  3. ^ 「千田光男さんが死去 虚血性心不全のため」『デイリースポーツ online』株式会社デイリースポーツ、2023年2月28日。2023年2月28日閲覧。
  4. ^ a b c 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、89頁。 
  5. ^ “千田 光男”. Excite News. エキサイト株式会社. https://www.excite.co.jp/news/dictionary/person/PEc2b98983f7031ba60f99f97c73be037b4a7c52da/ 2022年4月9日閲覧。 
  6. ^ a b “千田 光男 - (メモリアル):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2023年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月31日閲覧。
  7. ^ 「千田光男さんが死去 虚血性心不全のため」『デイリースポーツ online』株式会社デイリースポーツ、2023年2月28日。2023年2月28日閲覧。
  8. ^ 「千田光男さんが死去 虚血性心不全のため」『デイリースポーツ online』株式会社デイリースポーツ、2023年2月28日。2023年2月28日閲覧。
  9. ^ 『出演者名簿(1963年版)』著作権資料協会、1963年、254頁。 
  10. ^ 『出演者名簿(1966年版)』著作権資料協会、1965年、197頁。 
  11. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、88頁。 
  12. ^ “ニュース”. 81プロデュース. 2005年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月21日閲覧。
  13. ^ “声優の千田光男さん死去 82歳 虚血性心不全のため”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年2月28日). 2023年2月28日閲覧。
  14. ^ 『日本音声製作者名鑑2007』小学館、2007年3月25日、63頁。ISBN 978-4-09-526302-1。 
  15. ^ @fukikaeru (2023年2月28日). "数多くの洋画・海外ドラマの吹替えでも大活躍された千田光男さんが亡くなりました。82歳でした。". X(旧Twitter)より2023年3月20日閲覧
  16. ^ @yo_z_ueda (2023年2月28日). "またお会いしたかったです…". X(旧Twitter)より2023年3月20日閲覧
  17. ^ “千田光男さんが死去 虚血性心不全のため”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年2月28日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/02/28/0016094060.shtml 2023年5月5日閲覧。 
  18. ^ 声優道 師弟対談編 師/野沢那智 弟子/遠藤綾&小松史法②野沢さんの思いつきは、本当は1年がかりの構想だった!?(2010/01/11公開)(Wayback Machineによるアーカイブ)
  19. ^ せんだみつお(千田光雄)は芸名であり、本名は中野光雄である。
  20. ^ @dortmunder_k (2023年2月28日). "駆け出しの頃から度々お世話になりました。". X(旧Twitter)より2023年3月14日閲覧
  21. ^ “CHARACTER GAIL”. 『巨神ゴーグ』公式サイト. サンライズ. 2024年4月6日閲覧。
  22. ^ “STAFF&CAST”. 旋風の用心棒. 2016年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月27日閲覧。
  23. ^ “カレイドスター”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2023年3月15日閲覧。
  24. ^ “カレイドスター 新たなる翼”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2023年3月15日閲覧。
  25. ^ “ゴルゴ13”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2023年3月15日閲覧。
  26. ^ “07-GHOST”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2023年3月15日閲覧。
  27. ^ “スタッフ・キャスト”. NHKアニメワールド キングダム. 2013年4月6日閲覧。
  28. ^ 週刊ファミ通』、エンターブレイン、2012年12月6日、[要ページ番号] 
  29. ^ “キャノンボール エクストリーム・エディション”. paramount pictures. 2024年2月21日閲覧。
  30. ^ “地獄のバスターズ”. Zeque Productions, LLC.. 2024年3月27日閲覧。
  31. ^ “007 トゥモロー・ネバー・ダイ”. 日曜洋画劇場. テレビ朝日. 2016年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月22日閲覧。

外部リンク