原優奈

原 優奈
基本情報
階級 スーパーフェザー級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1994-09-20) 1994年9月20日(29歳)
出身地 大阪府大阪市
プロボクシング戦績
総試合数 18
勝ち 14
KO勝ち 8
敗け 3
引き分け 1
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原 優奈(はら ゆうな、1994年9月20日 -)は、日本プロボクサー。第49代日本スーパーフェザー級王者。真正ボクシングジム所属。大阪府大阪市出身[1]

人物

かつてACミランから注目されるほどのサッカー少年だったがそのセレクションマッチで相手選手の耳を噛んでしまいイタリア行きは消滅、海外を放浪した末にボクシングを始めた[2]

妹の海七は女子サッカー選手[3](現在静岡SSUボニータ所属)。

ビッグマウスとしても知られる[4]

来歴

2015年3月4日のプロデビュー戦は判定勝ち[5]するも、6戦目の試合でプロ初黒星。

2018年11月18日、2018年西日本スーパーバンタム級新人王として、中日本代表英洸貴を相手に5回0-3(46-49、46-50×2)判定負けを喫して西軍代表にはなれなかった[6]

2022年10月1日、後楽園ホールにて行われた「第617回ダイナミックグローブ」のメインで日本スーパーフェザー級1位波田大和と日本スーパーフェザー級挑戦者決定戦を行い、8回2-1(77-75×2、76-77)判定勝ちを収めて日本王座挑戦権獲得[7]

そして2023年4月1日、大阪府立体育会館にて行われた「3150FIGHT SURVIVAL Vol.4」で日本スーパーフェザー級王者坂晃典と日本スーパーフェザー級タイトルマッチを行い、初回にダウンを奪われるも4回1分3秒TKO勝ちで日本王座獲得[8]

2023年12月17日、神戸ポートピアホテルにて行われた「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインで日本フェザー級11位向山大尊と日本スーパーフェザー級タイトルマッチを行い、初回1分9秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2024年4月20日、大阪府立体育会館にて行われた「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインで日本スーパーフェザー級1位の奈良井翼と日本スーパーフェザー級タイトルマッチを行うも、2回に1度、5回に2度の合計3度のダウンを奪われ、5回2分10秒TKO負けを喫し王座から陥落した。

所属ボクシングジム遍歴

戦績

  • プロ - 18戦14勝3敗1分(7KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年3月4日 4R 判定3-0 古川康次郎(京拳) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2015年7月17日 4R 判定3-0 高岡城健(ハラダ) 日本の旗 日本
3 2016年7月31日 2R TKO 今橋将勇(姫路木下) 日本の旗 日本
4 2016年12月11日 4R 判定1-0 下町俊貴(グリーンツダ) 日本の旗 日本
5 2017年4月16日 4R 判定3-0 竹嶋海刀(勝輝) 日本の旗 日本
6 2017年6月4日 4R 判定0-2 岸根知也(堺東ミツキ) 日本の旗 日本
7 2018年4月28日 3R 1:34 TKO 三浦勇弥(ハラダ) 日本の旗 日本
8 2018年9月16日 4R 判定3-0 木村元祐(JM加古川) 日本の旗 日本 西日本新人王獲得
9 2018年11月18日 5R 判定0-3 英洸貴(カシミ) 日本の旗 日本 全日本スーパーバンタム級新人王西軍代表決定戦
10 2019年4月29日 3R 2:45 TKO メンドサ・ケビン(駿河男児) ペルーの旗 ペルー
11 2019年12月7日 2R 2:54 TKO 末吉史明(FUKUOKA) 日本の旗 日本
12 2020年8月14日 3R 2:28 TKO 高須賀千春(フォーラムS) 日本の旗 日本
13 2021年11月20日 8R 判定3-0 福田星河(エディタウゼント) 日本の旗 日本
14 2022年3月6日 3R 1:00 TKO 飯見嵐(ワタナベ) 日本の旗 日本
15 2022年10月1日 8R 判定2-1 波田大和(帝拳) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級最強挑戦者決定戦
16 2023年4月1日 4R 1:03 TKO 坂晃典(仲里) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ
17 2023年12月17日 1R 1:09 TKO 向山太尊(ハッピーボックス) 日本の旗 日本 日本王座防衛1
18 2024年4月20日 5R 2:10 TKO 奈良井翼(RK蒲田) 日本の旗 日本 日本王座陥落
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獲得タイトル

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 3150FIGHT 選手プロフィール 3150FIGHT
  2. ^ 元「耳かみ天才サッカー少年」原優奈が大逆転TKOで日本王座奪取 4・1だが「これはリアル」 日刊スポーツ 2023年4月1日
  3. ^ ACミランも注目した異色ボクサー原優奈が初のタイトル戦「この世界でてっぺん極めます」 日刊スポーツ 2023年3月3日
  4. ^ “【ボクシング】挑戦者・奈良井翼「1年半、待ち望んだ」「最高の調子」前日計量クリア”. 日刊スポーツ (2024年4月19日). 2024年4月19日閲覧。
  5. ^ 2021年6月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ MVPはクラトキの竹本雄利 新人王西軍代表決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月18日
  7. ^ 原優奈が強打の波田大和に2-1判定勝ち 日本S・フェザー級挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年10月1日
  8. ^ 西田凌佑がWBO・APバンタム級V3 原優奈は日本S・フェザー級新王者 中島玲が日本S・ウェルター級暫定王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2023年4月2日

関連項目

外部リンク

  • 真正ボクシングジム 所属選手
  • 原優奈の戦績 - BoxRec(英語)
前王者
坂晃典
第49代日本スーパーフェザー級王者

2023年4月1日 - 2024年4月20日

次王者
奈良井翼
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