嬰ホ

嬰ホ
各言語での名称
英語 E-sharp
独語 Eis
仏語 Mi dièse
伊語 Mi diesis
異名同音
ヘ・重変ト
音階上の位置
嬰ニ短調 第2音・上主音(シ)
嬰ハ長調 第3音・上中音(ミ)
嬰イ短調 第5音・属音(ミ)
嬰ト短調 旋律的短音階上行形の第6音
嬰ヘ長調 自然長音階・和声的長音階・旋律的長音階上行形の第7音・導音(シ)
嬰ヘ短調 和声的短音階・旋律的短音階上行形の第7音・導音
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嬰ホ(えいホ)は西洋音楽の音名のひとつ。ホの楽譜上の位置を変えずに半音上げた音であり、楽譜ではホにを付けて表す。

各オクターブの嬰ホ

オクターブ表記 周波数 MIDI
Note No.
譜例 備考
国際式 日本
E-1 E3 Eis3 下三点嬰ほ 10.91338223Hz 5
E0 E2 Eis2 下二点嬰ほ 21.82676446Hz 17
E1 E1 Eis1 下一点嬰ほ 43.65352893Hz 29 * B管シングルホルンの最低音の実音
E2 E Eis 嬰ほ 87.30705786Hz 41 * テナー・サックスの最低音
E3 e eis 嬰ホ 174.61411572Hz 53 * 7弦ベースの第1弦の実音、ソプラノ・サックス、バス・リコーダーの最低音
E4 e1 eis1 一点嬰ホ 349.22823143Hz 65 * アルト・リコーダーの最低音
E5 e2 eis2 二点嬰ホ 698.45646287Hz 77 * グロッケンシュピールの最低音の実音
E6 e3 eis3 三点嬰ホ 1396.91292573Hz 89 *
E7 e4 eis4 四点嬰ホ 2793.82585146Hz 101
E8 e5 eis5 五点嬰ホ 5587.65170293Hz 113
E9 e6 eis6 六点嬰ホ 11175.30340586Hz 125
  • 上記のオクターブ表記の国際式は科学的ピッチ表記法とよばれており、それ以外はヘルムホルツ式ピッチ表記法とよばれている。
  • 一部の楽器製造会社では、国際式より1小さい数字が使われている。
  • オクターブの範囲はMIDIで表現できる範囲。
  • 周波数は、A4(一点イ)=440Hz十二平均律としたときの概算である。


音程はこの音からの音程である
重嬰ロ
増5度上
減4度下
重嬰ハ
長6度上
短3度下
重嬰ニ
長7度上
短2度下
重嬰ホ
増1度上
減8度下
重嬰ヘ
長2度上
短7度下
重嬰ト
長3度上
短6度下
重嬰イ
増4度上
減5度下
嬰ロ
完全5度上
完全4度下
嬰ハ
短6度上
長3度下
嬰ニ
短7度上
長2度下
嬰ホ
完全1度上
完全1度下
嬰ヘ
短2度上
長7度下
  嬰ト 
短3度上
長6度下
嬰イ
完全4度上
完全5度下

減6度上
増3度下

減7度上
増2度下

減8度上
増1度下

減2度上
増7度下

減3度上
増6度下

減4度上
増5度下

減5度上
増4度下
変ニ
重減7度上
重増2度下
変ホ
重減8度上
重増1度下
変ヘ
重減2度上
重増7度下
変ト
重減3度上
重増6度下
変イ
重減4度上
重増5度下
変ロ
重減5度上
重増4度下
変ハ
重減6度上
重増3度下
重変ニ

重変ホ

重変ヘ

重変ト

重変イ

重変ロ

重変ハ