木漏れ日

曖昧さ回避 この項目では、自然現象について説明しています。山口百恵の楽曲『木洩れ日』については「17才のテーマ」を、えばんふみの漫画については「こもれび。」をご覧ください。
雨後の木漏れ日

木漏れ日(こもれび)は、森林などの木立ちから太陽の日差しが漏れる光景のこと。「木洩れ日」とも書く[1]

概要

木々があり、日(太陽)が照っていると必ず見られる光景であるが、直接木漏れ日の下に行けばよく確認できる。雨後にすぐ晴れた時には、少し離れた場所にいても水蒸気に反射してよく確認でき、カーテン状にも見える。

投影の形状

地面に投影される木漏れ日は、全て太陽と同じ丸い形をしている。日差しが入り込む木の葉の隙間の形状には、一切影響されない。これはピンホールカメラと同じ原理である。

太陽の形が変わった時、例えば部分日食時には、木漏れ日のひとつひとつが、欠けた円形や三日月の形に投影されるという、珍しい現象が起こる。

  • 投影の形状
  • 日食の時に現れる「三日月形」の木漏れ日
    日食の時に現れる「三日月形」の木漏れ日
  • 「欠けた円形」の木漏れ日
    「欠けた円形」の木漏れ日

脚注

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注釈
出典
  1. ^ こもれ‐び【木漏れ日/木×洩れ日】の意味(国語辞書) - goo辞書、出典:デジタル大辞泉など

関連項目

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