東軟信息学院

東軟信息学院(とうなんしんそくがくいん、中国語簡体字: 东软信息学院、英語:Neusoft Institute of Information)は中国の大連広州(南海)、成都にある主にIT教育を専門とする大学で、独立して運営されている。中国語の「信息」は情報の意味で、中国では単科大学はすべて「学院」と呼ばれるために、日本語では「東軟信息学院」「東軟情報大学」ともいっている。

東軟信息学院 大連校

沿革

  • 2000年、東軟グループが60パーセント、大連ソフトウェアパーク㈱が40パーセント出資で民間大学(私立大学)、東軟信息学院(東軟情報大学、英語:Neusoft Institute of Information)を、東北大学 (中国)の学部として大連に建設。
  • 2008年、5月の四川省地震のため成都校で学習ができなくなったため、7~8月の期間に大連校が3000人の学生を受け入れた。

概要

  • 大連校は毎年約4千人の学生を入れている。南海校は毎年約1,000人、成都校は約800人。
    • 学生はすべてノートパソコンを買わされており、実用的な教育を重んじている。図書館も「電子図書館」と呼ばれ、ノートパソコン持込み可で、電子的な資料も多い。
    • 欧米人の英語教師・日本人の日本語教師もいて、外国人留学生も受け入れている。

参照項目

外部リンク

  • 東軟信息学院・大連校 home page(中国語・英語・日本語・韓国語)
  • 東軟信息学院・南海校 home page(中国語・英語)
  • 東軟信息学院・成都校 home page(中国語・英語)
  • 東軟グループ home page(日本語対応、言語設定により異なる)
  • 大連ソフトウェアパーク home page(簡体字中国語)

参考

  • 大前研一著『チャイナ・インパクト』(講談社、2002)
  • 関満博編『中国の産学連携』(新評論、2007)
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