楢崎洋子

楢崎 洋子(ならざき ようこ、1953年5月8日[1] - 2020年8月22日)は、日本の音楽学者、現代音楽の研究者、元武蔵野音楽大学教授。

来歴

広島県生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒、1992年同大学院博士課程修了、「武満徹三善晃の作曲方式 - 無調性と音群作法をめぐって」で博士音楽学)の学位を取得。92年愛知県立芸術大学専任講師、94年助教授、2003年教授、2005年武蔵野音楽大学教授(音楽学)。

1988年、アリオン賞奨励賞受賞。1994年『武満徹と三善晃の作曲様式 - 無調性と音群作法をめぐって』で京都音楽賞を受賞。サントリー音楽賞、メセナアワード選考委員などを務める。

2020年8月22日に死去。67歳没[2]

著書

  • 『武満徹と三善晃の作曲様式 — 無調性と音群作法をめぐって』音楽之友社 1994
  • 『作曲家◎人と作品シリーズ:武満徹』音楽之友社 2005
編著
  • 『日本の管弦楽作品表 1912~1992』日本交響楽振興財団 1994

共著

  • 『はじめての音楽史 古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで』片桐功、岸啓子、三浦裕子、塚原康子、長野俊樹、高橋美都、茂手木潔子、須貝静直、久保田慶一白石美雪共著 音楽之友社、1996

脚注

  1. ^ 日外アソシエーツ 『音楽家人名事典 新訂第3版』2001.11刊 ISBN 978-4-8169-1691-5
  2. ^ “訃報:楢崎洋子さん 67歳=音楽評論家、元武蔵野音大教授”. 毎日新聞社. (2020年8月28日). https://mainichi.jp/articles/20200828/ddm/041/060/020000c 2020年8月28日閲覧。 

関連項目

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