横山樹理

横山 樹理
Juri Yokoyama
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1955-03-09) 1955年3月9日(69歳)
出身地 福岡県北九州市八幡西区
ラテン文字 Juri Yokoyama
身長 174cm
体重 71kg
血液型 A型
選手情報
愛称 ジュリ
ポジション レフト / ライト
指高 220cm
利き手
スパイク 298cm
ブロック  
獲得メダル
バレーボール
オリンピック
1976 女子
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横山 樹理(よこやま じゅり、現姓:西川、1955年3月9日 - )は、福岡県北九州市出身のバレーボール指導者、元選手。

豪快なスパイクと『ジュリ・スマイル』と呼ばれた笑顔で幅広いファンに親しまれた。

来歴

中学からバレーボールを始め、博多女子商業高等学校(現:博多女子高等学校)ではインターハイで優勝した。

1973年ユニチカに入社。同年6月に18歳で全日本入りした。入社4年目の1976年に行われたモントリオール五輪では控えのメンバーとして出場し金メダルを獲得。白井貴子や前田悦智子が引退した後の全日本を支え、1978年世界選手権、1981年ワールドカップではエースとして活躍し銀メダルを獲得した。その一方で、エースとして金メダルが期待された1980年モスクワオリンピックでは、米国主導の西側諸国ボイコット運動の巻き添えとなり、日本は出場辞退するという悲運にも泣かされた。1982年引退。

引退後は帰郷し、結婚・出産、ママさんバレーの規定(インドア日本代表経験者は引退後10年間参加禁止)により子育てに専念していた。規定による出場禁止期間が明けた後は、生活の拠点とした中間市で体育指導員をする傍らで地元のママさんバレーチームに加わり、指導にあたっていた。

2007年飯塚高等学校の幹部になっていたかつての恩師に請われる形で女子バレーボール部監督に就任、約2年間務めた[1]。その監督デビュー戦までの日々が、『福岡にんげん交差点』(NHK福岡放送局制作)で放送され、全国にも紹介された。

2010年2月22日、『笑っていいとも』に出演。

球歴・受賞歴

  • 受賞歴
    • 1975年 - 第9回日本リーグ 敢闘賞、ベスト6
    • 1976年 - 第10回日本リーグ ベスト6
    • 1977年 - 第11回日本リーグ 敢闘賞、ベスト6
    • 1978年 - 第12回日本リーグ ベスト6
    • 1979年 - 第13回日本リーグ 最高殊勲選手賞、ベスト6
    • 1980年 - 第14回日本リーグ 最高殊勲選手賞、ベスト6
    • 2007年 - 2006-07プレミアリーグ Vリーグ栄誉賞

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “[道あり]元女子バレーボール全日本代表 西川樹理さん(旧姓・横山)<5>楽しむバレーが一番”. 読売新聞オンライン (2021年7月21日). 2024年3月20日閲覧。
日本リーグ女子 最高殊勲選手賞/最優秀選手賞
日本リーグ
1960年代
1970年代

70-71 古川牧子 / 71-72 松村勝美 / 72-73 飯田高子 / 73-74 岡本真理子 / 74-75 飯田高子 / 75-76 白井貴子 / 76-77 会田きよ子 / 77-78 白井貴子 / 78-79 清水睦子 / 79-80 横山樹理

1980年代

80-81 横山樹理 / 81-82 江上由美 / 82-83 江上由美 / 83-84 江上由美 / 84-85 中田久美 / 85-86 中田久美 / 86-87 杉山加代子 / 87-88 ローズ・メジャーズ / 88-89 大林素子 / 89-90 斎藤真由美

1990年代

90-91 中田久美 / 91-92 中田久美 / 92-93 大林素子 / 93-94 大林素子

Vリーグ
1990年代
2000年代

00-01 吉原知子 / 01-02 先野久美子 / 02-03 高橋みゆき / 03-04 佐々木みき / 04-05 仁木希 / 05-06 栗原恵

V・プレミア
リーグ
2000年代

06-07 先野久美子 / 07-08 荒木絵里香 / 08-09 張越紅 / 09-10木村沙織

2010年代

10-11 キム・ヨンギョン / 11-12 荒木絵里香 / 12-13 長岡望悠 / 13-14 新鍋理沙 / 14-15 近江あかり / 15-16 長岡望悠 / 16-17 古賀紗理那 / 17-18 石井優希

V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代
2020年代

20-21 小幡真子 / 21-22 井上愛里沙 / 22-23 古賀紗理那 / 23-24 古賀紗理那

日本リーグ女子敢闘賞
日本リーグ
1960年代

67 高山鈴江 / 68-69 松村勝美 / 69-70 浜恵子

1970年代

70-71 浜恵子 / 71-72 飯田高子 / 72-73 岩原豊子 / 73-74 飯田高子 / 74-75 白井貴子 / 75-76 横山樹理 / 76-77 前田悦智子 / 77-78 横山樹理 / 78-79 江上由美 / 79-80 清水睦子

1980年代

80-81 佐藤裕子 / 81-82 小川かず子 / 82-83 水原理枝子 / 83-84 田渕良子 / 84-85 松並早苗 / 85-86 梅津一美 / 86-87 ローズ・メジャーズ / 87-88 大林素子 / 88-89 中西千枝子 / 89-90 松下晃子

1990年代

90-91 石掛美知代 / 91-92 高山佳代 / 92-93 中西千枝子 / 93-94 山内美加

Vリーグ
1990年代
2000年代
V・プレミア
リーグ
2000年代
2010年代
V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代
2020年代
 
日本の旗 バレーボール全日本女子
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1974 世界選手権 (新東洋の魔女) 1 1位
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1976 モントリオール五輪 (新東洋の魔女) 1 1位 オリンピックの旗
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1977 ワールドカップ (新東洋の魔女) 1 1位
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1978 世界選手権 (新東洋の魔女) 2 2位
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1980 モスクワ五輪 オリンピックの旗
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1981 ワールドカップ 2 2位
日本の旗 バレーボール全日本女子 - 1982 世界選手権