神指村

こうざしむら
神指村
廃止日 1955年昭和30年)1月1日
廃止理由 編入合併
北会津郡高野村、神指村一箕村門田村、東山村、大戸村、湊村 → 会津若松市
現在の自治体 会津若松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
北会津郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 12.07 km2.
総人口 5,166
1954年(昭和29年)10月1日
隣接自治体 若松市北会津郡高野村、門田村荒舘村、川南村、河沼郡金上村勝常村笈川村
神指村役場
所在地 福島県北会津郡神指村大字高瀬字高瀬新田1,107番地
座標 北緯37度31分03秒 東経139度54分04秒 / 北緯37.51753度 東経139.90108度 / 37.51753; 139.90108座標: 北緯37度31分03秒 東経139度54分04秒 / 北緯37.51753度 東経139.90108度 / 37.51753; 139.90108
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神指村(こうざしむら)は、福島県にかつて存在した北会津郡に属していた。現在は会津若松市の一部であり、当項目では現在の会津若松市神指町についても述べる。

沿革

  • 1875年明治8年)8月12日 - 上神指村、下神指村、東神指村および横沼村が合併し北四合村となったほか、天満村、如来堂村、小見村および西城戸村が合併して中四合村、幕ノ内村、柳原村、深川村および鍛冶屋敷村が合併して南四合村となった。
  • 1877年(明治10年)1月20日 - 新屋敷分および石上分の一部が合併して新屋敷村となった。
  • 1877年(明治10年)2月20日 - 若宮分、石上分および千石町分のそれぞれ一部が合併して若宮村となった。
  • 1883年(明治16年)3月5日 - 新屋敷村、若宮村、東城戸村が合併して黒川村となった。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、北会津郡南四合村、黒川村、中四合村、高瀬村、北四合村および高久村が合併し、神指村が成立した。
  • 1955年昭和30年)1月1日 - 当時の若松市に編入され、廃止された。

現在

日本 > 福島県 > 会津若松市 > 神指町

現在の会津若松市北西部にあたり、商業地、工場、住宅地、農村集落、水田、畑地などが広がる。また、地区の西側を阿賀川が流れており、北会津地区との間に会津大橋、蟹川橋が架かる。加えて、磐越自動車道が経由している(インターチェンジ等はない)。

工業施設として、SPANSION JAPANの工場が北部にあるほか、神指町南部の国道118号沿いにはドン・キホーテなどの商業施設が立ち並ぶ。

自然

史跡・神社・寺院など

  • 高瀬の大木
  • 神指城
  • 新選組殉難の地
  • 神明神社
  • 十二天神社
  • 熊野神社
  • 一本木稲荷神社
  • 住吉神社
  • 八幡神社
  • 菅原神社
  • 稲荷神社
  • 伊佐須美神社
  • 十二天神社
  • 福昌寺
  • 延命寺
  • 新城寺
  • 正法寺
  • 極楽寺
  • 長福寺
  • 真徳寺
  • 昭明寺

交通

施設

  • 会津若松市下水浄化工場
  • 会津自動車学校

学校

  • 会津若松市立神指小学校
  • 会津若松市立第六中学校

商業施設

観光地

主要地区

主要地区の現況を述べる。

高瀬

神指町中部の地区。水田、集落などが広がり、地区内には高瀬の大木などがある。また、地区周辺には神指城の跡地がある。周辺には高瀬新田地区があり、国道49号が経由しているほか、市立神指小学校がある。加えて、本地区の周辺には高瀬新田、高瀬本田などの集落がある。神指城の跡地にある高瀬のケヤキと呼ばれる欅の木があり樹齢500年と言われている木で、国指定天然記念物に指定されている。その隣に福昌寺という寺があり金売り三兄弟の伝説が残る。

黒川

神指町東部の地区。水田、集落などが広がる。また、地区内を国道252号福島県道328号中沢西若松停車場線が縦断しており、福島県道326号浜崎高野会津若松線も東側を縦断している。国道沿いには会津自動車学校などの施設が立つほか、地区の東部に市立第六中学校がある。また、地区を旧湯川が流れている。加えて、本地区周辺には、東城戸などの集落がある。

南四合

神指町南部の地区。国道118号若松西バイパスが地区を縦断するほか、福島県道59号会津若松三島線などが通る。また、地区の西側を阿賀川が流れており、阿賀川には蟹川橋が架かる。加えて、湯川放水路が地区の北側を通っている。そのほか、地区の南部には松本産業などの工場や、アピタ、ケーヨーデイツーなどの商業施設が立つ。本地区の周辺には、幕内、深川などの集落がある。

中四合

神指町中部の地区。福島県道328号中沢西若松停車場線などが通る。水田、集落などが広がるほか、地区南部には花春酒造の工場があり、地区の西側を阿賀川が流れる。加えて、地区周辺には、天満、小見、如来堂などの集落がある。

北四合

神指町北部の地区。磐越自動車道が通過するほか、国道49号が地区を縦断する。その他、会津広域農道が地区を横断し、地区の西側を流れる阿賀川には会津大橋が架かる。地区内には水田などが広がるほか、神指温泉、会津若松市の下水浄化工場がある。加えて地区周辺には、上神指、東神指、榎木壇、下神指、横沼などの集落がある。

高久

神指町北部の地区。国道49号が地区を縦断する。また、地区の西側を阿賀川、東側を旧湯川が流れている。地区内には水田、集落などが広がるほか、地区北部の国道49号沿いにはSPANSION JAPANの工場がある。地区内には高久集落がある。

参考文献

  • 『会津若松史』「第7巻 大正・昭和の会津」1967年、会津若松市
  • 『会津若松史』「第12巻 史料便覧編」1967年、会津若松市
  • 『神指村勢要覽』 1940年 昭和15年 皇紀2600年 福島縣北會津郡神指村役場
河沼郡会津坂下町 河沼郡湯川村 高野町町北町
北会津町 北 市街地
西   神指町   東
南
北会津町 門田町 門田町
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