聖書注解書

聖書注解書(せいしょちゅうかいしょ、Biblical Commentary)は聖書の本文に注釈をつけて説明した書物である。聖書を研究したり、牧師などの説教者が説教を作る時に読まれる。専門的に一語一語の意味を詳しく説明したものから、分かりやすく書かれた聖書講解書までさまざまなレベルのものがある。

チャールズ・スポルジョンは「良い注解書はコートを売ってでも買いなさい」と言っている[1]後藤光三は、説教者は独善的聖書解釈に陥らないように注解書を調べる必要性を説いている[2]

各書についての注解書

旧約聖書

新約聖書

シリーズもの

古典

日本語オリジナル

翻訳

英語

  • 新国際新約聖書注解
  • 新国際ギリシア語聖書注解
  • ワード聖書注解書(:Word Biblical Commentary)
  • ICC国際注解書シリーズ(英:International Critical Commentary)
  • アンカー・バイブル
  • ジャミーソン・フォーセット・ブラウン聖書注解(Jamieson-Fausset-Brown Bible Commentary)
  • ヒエロニムス聖書注解(Jerome Biblical Commentary)
  • ピラー新約聖書注解(Pillar New Testament Commentary)
  • プルピット注解書Pulpit Commentary

一巻物

その他

  • 松木治三郎『ローマ人への手紙(翻訳と解釈)』日本基督教団出版局、1966年

脚注

  1. ^ 鈴木崇巨『牧師の仕事』58ページ
  2. ^ 後藤光三『説教学』250-251

参考文献

典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
  • イスラエル
  • アメリカ
  • チェコ