讃美告白

讃美告白(さんびこくはく)とは、日本基督教団における術語で、信条信仰告白の讃美としての性質を強調した表現。

日本基督教団信仰告白を起草し、またその解説を書いた北森嘉蔵牧師は、信仰告白の律法的な拘束性ではなく、讃美としての性格を主張している。北森牧師は「信仰告白の拘束性は福音的に受け取られるべきであって、律法的に受け取られてはならない」[1]としている。

これは、ルーテル教会の神学であるルター派的二元論が反映されているとする指摘がある。[2]

脚注

  1. ^ 『合同教会論』
  2. ^ 『日本プロテスタント教会史』下 p.244

参考文献

外部リンク

  • ルーツからヴィジョンへ-合同教会における会衆主義の課題と可能性同志社大学神学部 原誠
  • 信仰告白の意義について日本基督教団鎌倉雪ノ下教会