LA EigaFest

LA EigaFest
イベントの種類 映画祭
正式名称 LA EigaFest
初回開催 2011年
主催 ジャパン・フィルム・ソサエティー
後援 経済産業省など
備考
2011年より毎年開催。
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LA EigaFest(エルエー・エイガフェスト)は最新の日本映画に特化し、ハリウッド映画産業の本拠地である米国ロサンゼルスで開催されているジャパン・フィルム・ソサエティー主催の映画祭である。

概要

主催はロサンゼルスのNPO法人「ジャパン・フィルム・ソサエティー」。上映される映画の選定基準は一般アメリカ人に訴求するかどうかであり、アメリカ人をターゲットとしている映画祭である。『るろうに剣心』の北米プレミア[1]、『るろうに剣心 京都大火編』の米国プレミア、『ルパン三世』のインターナショナルプレミア[2]、『許されざる者』の米国プレミア[3]、『ミロクローゼ』のワールドプレミア[4]等、数々のプレミア上映を行ったり、監督やキャストを招聘して質疑応答を行う等、米国人に劇場で最新の日本映画を楽しむ場を設けている。

他にもショートフィルムのコンペである「Golden Zipangu Award」を開催[5]し、日本の若手フィルムメーカーの作品をアメリカ人観客や業界関係者に見せる機会を作ったり、日本の映画業界とハリウッド業界についてのビジネスパネルを毎年開催している。過去のパネリストにはプロデューサーのロイ・リー、映画監督のダグ・リーマン等が参加している。

映画祭はジャパン・フィルム・ソサエティー会長の三石勇人により2011年に創設され、第一回目となる2011年は11月11日から3日間、ロサンゼルスハリウッドで開催され、上映会場はハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターとなった[6][7]。翌年2012年から2014年にかけては同じくハリウッドに在るグローマンズ・エジプシャン・シアターにて開催[8]され、2015年は9月25日から3日間、会場をダウンタウン内のL.A. LIVEに移して開催された[9]

過去の映画祭ゲストには俳優の山田孝之渡辺謙黒木メイサ青木崇高桃井かおりジョージ・タケイ、監督の大友啓史石橋義正蜷川実花オリバー・ストーン李相日等が参加している。

主な上映作品

2011年

ミロクローゼ』オープニング作品
婚前特急
あぜ道のダンディ
『海への扉』
『飯と乙女』
ハードロマンチッカー
ヘルドライバー
『マジでガチなボランティア』
UNDERWATER LOVE -おんなの河童-
『東日本大震災の記憶 – 世界の絆へ感謝』
一命』クロージング作品

2012年

『るろうに剣心』オープニング作品
『ヘルタースケルター』
テルマエ・ロマエ
おおかみこどもの雨と雪
らくごえいが
桐島、部活やめるってよ
SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
『アシュラ』
のぼうの城』クロージング作品

2013年

『許されざる者』オープニング作品
ゲキ×シネ 髑髏城の七人
謝罪の王様
『凶悪』
『図書館戦争』
瀬戸内海賊物語
『Japan In A Day』
だいじょうぶ3組
『死神ターニャ』
旅立ちの島唄〜十五の春〜
横道世之介
『風立ちぬ』クロージング作品

2014年

『ルパン三世』オープニング作品
『ゴジラ』
GODZILLA ゴジラ
超高速!参勤交代
武士の献立
ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
『バイロケーション』
ジョバンニの島
『サクラサク』
『ファルージャ』
適切な距離
WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜
『ゲキ×シネ シレンとラギ』
利休にたずねよ
『南風』
るろうに剣心 京都大火編』クロージング作品

2015年

るろうに剣心 伝説の最期編』オープニング作品
海月姫
ソロモンの偽証 前篇・事件
ソロモンの偽証 後篇・裁判
花とアリス殺人事件
ビリギャル
駆込み女と駆出し男
『マエストロ!』
Zアイランド
リアル鬼ごっこ
予告犯
悼む人
イニシエーション・ラブ
忘れないと誓ったぼくがいた
ソレダケ
『新選組』
『瞬間少女』
『縄文号とパクール号の航海』
龍三と七人の子分たち』クロージング作品

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ アニメ!アニメ!(2012年10月29日)
  2. ^ アニメ!アニメ!(2014年8月26日)
  3. ^ シネマトゥデイ(2013年12月12日)
  4. ^ 映画.com(2011年11月13日)
  5. ^ 朝日新聞 米国版(2013年7月17日)
  6. ^ 毎日新聞(2011年11月13日)
  7. ^ 朝日新聞(2011年11月12日)
  8. ^ exciteニュース (2012年6月12日)
  9. ^ アニメ!アニメ!(2015年9月13日)

外部リンク

  • 公式サイト
  • ジャパン・フィルム・ソサエティー公式サイト
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