M39多目的装甲車

M39多目的装甲車
朝鮮戦争時のM39多目的装甲車
基礎データ
全長 5.28m
全幅 2.87m
全高 2.04m
重量 16.3t
乗員数 3名
装甲・武装
装甲 最大13mm
主武装 12.7mm重機関銃M2
機動力
速度 80km/h
エンジン コンチネンタル R-975-C4
行動距離 240km
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M39多目的装甲車(M39たもくてきそうこうしゃ、英語: M39 Armored Utility Vehicle)は、アメリカ第二次世界大戦-朝鮮戦争にかけて運用されていた砲兵トラクター装甲車である。既製のM18 ヘルキャット駆逐戦車をベースに改造して作られた。

概要

当初、M39はM5 3インチ砲牽引車として開発された。前線から引き上げられた初期生産型のM18 ヘルキャットから、1944年10月-1945年3月までの間に約650両(うち10両は指揮・偵察型)が改造され、第二次世界大戦終盤のヨーロッパ戦線に投入された。しかし、大戦中の牽引式対戦車砲部隊は損害が大きく、自走砲部隊に改変されたため、本来の牽引車としての任務からは外されることとなった。後に朝鮮戦争に派遣され、M41自走榴弾砲への弾薬補給・前線への物資補給に活躍し、1957年アメリカ陸軍から退役した。

ギャラリー

参考文献

  • TM 9-755 (1943-1945)
  • TM 9-1725
  • TM 9-1731
  • TM 9-1750D
  • TM 9-1755
  • SNL G-163

外部リンク

  • http://www.olive-drab.com/idphoto/id_photos_m39auv.php
  • http://www.toadmanstankpictures.com/m39.htm
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