イギリス式赤道儀

イギリス式赤道儀

イギリス式赤道儀(イギリスしきせきどうぎ)は赤道儀式架台の一種で、ドイツ式赤道儀の極軸方向を延長して2点で極軸を支える方式[1]。低緯度ではドイツ式赤道儀よりも強度面で安定するが、大型となり設置スペースを要するため大型望遠鏡でのみ使われる[1]。日本の国立天文台岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡の架台はイギリス式である[2]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 『天体望遠鏡ガイドブック』pp.145-168「架台のメカニズム」。
  2. ^ 188cm反射望遠鏡 国立天文台岡山天体物理観測所、2019年4月12日閲覧

参考文献

  • 西条善弘・渡辺和明著『天体望遠鏡ガイドブック』誠文堂新光社 ISBN 4-416-28909-X
望遠鏡の形式
光学望遠鏡の分類
屈折式
反射式
反射屈折式
架台の分類
赤道儀式架台
経緯台式架台
  • 全方位望遠鏡(英語版)
観測波長帯別の分類
光学望遠鏡
その他
  • 表示
  • 編集