新井和輝

新井 和輝
Kazuki Arai
生誕 (1992-10-29) 1992年10月29日(31歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都の旗東京都福生市
学歴 東京都立青梅総合高等学校卒業
東京経済大学卒業
ジャンル ニュージャズ
コンテンポラリージャズ
J-POP
オルタナティヴ
テクノポップ
コンテンポラリー・R&B
職業 ベーシスト
担当楽器 ベース
シンセベース
コントラバス
コーラス
レーベル PERIMETRON(2016年 - 2018年)
アリオラジャパン2019年 - )
配偶者 あり[1]
共同作業者 King Gnu
公式サイト King Gnu(キングヌー)Official Website

新井 和輝(あらい かずき、1992年10月29日 - )は、日本ベーシスト。ロックバンドKing Gnuのメンバー。東京都福生市出身。B型。

来歴

東京都立青梅総合高等学校東京経済大学卒業。

米軍横田基地があり、ジャズバーやライブハウスの多い福生で生まれ育った。母親がヒップホップやブラックミュージックを好み、幼少から影響を受ける[2]

14歳よりベースを始める。きっかけはバンドに誘われた際、ベースしか空いていなかったため。当時はASIAN KUNG-FU GENERATIONRADWIMPSのコピーをしていた[3]。高校に入学すると軽音部に所属。軽音部で組んでいたバンド名は「ザ・キパネバ[4]」。先輩に連れられて観たジャズ・セッションのライヴでジャズに目覚める[5]。また、セッションバーの無料セッションに高1から通い始め、岡田拓郎、君島大空等と知り合う[6]

高校入学後、日野賢二に師事。また、大学4年より2年間、ジャズベーシストの河上修の自宅に住み込み修行を積んだ。普通のレッスン生と同じ金額のレッスン代は払っていた。

大学時代、友人のいる国立音楽大学に通って授業を受け、音楽の知識を得る。国立音大公認の名門学生ジャズバンド「NEWTIDE JAZZ ORCHESTRA」に参加。山野ビッグバンドジャズコンテストで最優秀賞を受賞している[7]

常田からバンドのサポートの話が来た時、セッションだけ行う音楽に飽きていた事もあり、「このバンドに入りたいんだけど」と話した。その後、井口と新井はサポート活動を経て、そのまま加入した[8]

2017年、King Gnu始動。

2019年、King Gnuメジャーデビュー。

2021年、自身のシグネチャーモデルのベースがフェンダー社より発売された。現在は取扱および販売を終了している。

同年、自身の誕生日にフェンダーとのエンドースメント契約を締結[9]

2022年3月26日、一般女性との結婚を報告[10]

人物

King Gnuとしては、ベース、シンセベース、コントラバス、コーラスを担当。

King Gnu 常田大希が主催する音楽プロジェクトのmillennium paradeのメンバー。

宮川純、荒田洸とのNew Year Sessionの開催、Answer to RememberEPISTROPH などのセッションライブにゲスト参加するなど、ジャズベーシストとしても活動。

他にも君島大空合奏形態、佐瀬悠輔、高井息吹と眠る星座、OOPS! PIG PALE ALE INC. (O.P.P.A.I) などのサポート、元椿屋四重奏中田裕二[11]絢香[12]のアルバム、KANDYTOWNのIOの音源[13]にも参加する等、多種多様なアーティストのLIVEやレコーディングに参加している。

ファンからは「新井先生」と呼ばれている。きっかけはメンバーの勢喜遊で、「理屈の弱い勢喜遊は、理論をたてて説明してくれる彼をSNSでは新井先生と呼んでいる」[14]とのこと。

大学受験では明治大学にも合格していたが、親族に経済的な負担をさせたくなかったため、特待生として合格していた東京経済大学に進学した[15]

2019年10月29日、新井の誕生日に同バンドの勢喜遊白藤ひかりと入籍した。二人の出会いをつくったのは新井だった。[16]

井口理と約3年、板橋の古いコーポで同居していた[17]

声質の良さとトークのうまさにはファンの間でも定評があり、ファンクラブでもコーナーを持っていたが、2022年春からは単独でラジオ番組のナビゲーターに就任した[18]

こだわりが強く、気に入ったものだけを使う(食べる)性向があることをメンバーやファンから指摘されている。

物腰の柔らかさ故か、長らくメンバーで唯一職質されたことがなかったが、人生初の職質を経験したことを2023年10月25日にXで明かした。

受賞

出演

ラジオ

  • RADIO GNU(2018年 - 2019年3月、2019年12月16日(InterFM897[19]
  • King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)(2019年7月25日、2019年8月30日、2019年12月13日、ニッポン放送、ゲスト出演)
  • 新井和輝のRADIO NEW(2021年2月 - 2022年3月、CLUB GNU会員限定コンテンツ)[20]
  • SPARK(2022年4月 - 、J-WAVE)- 火曜ナビゲーター [21]

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ https://twitter.com/K_and_his_B/status/1507658648021258241?s=20&t=QQPIycXj8V5esLAbtMlSVw
  2. ^ “新井和輝 – King Gnuのベーシスト|その才能と魅力とは…? カルチャ[Cal-cha]” (2022年4月23日). 2022年10月22日閲覧。
  3. ^ 【気になる新人】King Gnu「同世代の他のバンドは洋楽を目指し、俺達は邦楽をやる。そこが違う」
  4. ^ “ザ・キパネバ 【無料ホムペ作成 @peps!】”. x101.peps.jp. 2023年9月24日閲覧。
  5. ^ “J-WAVE 81.3 FM RADIO WEBSITE”. J-WAVE 81.3 FM RADIO WEBSITE. 2022年10月22日閲覧。
  6. ^ “高井息吹、一粒の音の奥にあるもの 新井和輝、君島大空と見つめる | CINRA”. www.cinra.net. 2022年10月22日閲覧。
  7. ^ (日本語) #14:山野ビッグバンドジャズコンテスト④/JSC, https://www.youtube.com/watch?v=GUnarMIG2BM 2022年8月25日閲覧。 
  8. ^ King Gnu 鬼才集団が提示する新たな歌モノのスタイル(2020年1月31日閲覧。)
  9. ^ “フェンダーがベーシスト新井 和輝(King Gnu)とのエンドースメント契約を締結 - FenderNews” (2021年10月29日). 2022年8月25日閲覧。
  10. ^ “KingGnu・新井和輝、一般女性と結婚発表「メジャーデビュー当時からずっと支えてくれた」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年3月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2229348/full/ 2022年3月26日閲覧。 
  11. ^ “中田裕二ニューアルバム「NOBODY KNOWS」3月21日発売&5月から全国ツアー開催!”. 日刊工業新聞電子版. 2022年10月22日閲覧。
  12. ^ “絢香さんの楽曲「キンモクセイ」に新井和輝が参加!”. kinggnu.jp. 2022年10月22日閲覧。
  13. ^ “KANDYTOWN・IO、ビルボード公演メンバーによるバンドアレンジ曲を配信リリース”. ニコニコニュース. 2022年10月22日閲覧。
  14. ^ “【King Gnu】(キングヌー)の新井先生とは?なぜ?由来は? | これ気になる!をわかりやすく伝えていく”Akoブログ””. akotan14idealway.com (2022年3月26日). 2023年2月5日閲覧。
  15. ^ 「King Gnu Personal Interview Vol.3 新井和輝」『MUSICA 2019年12月号』、FACT、2019年11月。 
  16. ^ “King Gnu 勢喜遊、輝&輝 白藤ひかりと結婚 キューピッド新井和輝の誕生日に”. ORICON NEWS. 2023年2月5日閲覧。
  17. ^ “井口理が引っ越して新井和輝との同居をやめる理由は?ラジオ最終回で号泣の様子もチェック! | なるほどっち”. naruhodocchi.com (2020年11月20日). 2023年2月5日閲覧。
  18. ^ “新井和輝(King Gnu)が4月からJ-WAVE『SPARK』にレギュラー出演決定!「のらりくらり楽しんでいきたい」”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2023年2月5日閲覧。
  19. ^ “https://twitter.com/kinggnu_jp/status/981815701932396544”. Twitter. 2022年4月22日閲覧。
  20. ^ “RADIO NEW - CLUB GNU | King Gnu オフィシャルモバイルサイト”. 2022年4月22日閲覧。
  21. ^ “King Gnu・新井和輝が火曜『SPARK』新ナビゲーターに就任! メンバーからの反応は? | J-WAVE NEWS”. J-WAVE NEWS | 音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」 | J-WAVE 81.3 FM. 2022年4月22日閲覧。

外部リンク

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常田大希 (Vocal/Guitar/Cello/Programming) - 勢喜遊 (Drums/Sampler) - 新井和輝 (Bass/Synth bass) - 井口理 (Vocal/Keyboard)
スタジオ・アルバム
Srv.Vinci時代

1.Mad me more softly - Mini1.トーキョー・カオティック

King Gnu改名後

1.Tokyo Rendez-Vous - 2.Sympa - 3.CEREMONY - 4.THE GREATEST UNKNOWN

シングル
CD

1.Prayer X - 2.三文小説/千両役者 -3.BOY - 4.一途/逆夢 - 5.カメレオン - 6.Stardom - 7.SPECIALZ

配信限定

1.Flash!!! - 2.白日 - 3.飛行艇 - 4.傘 - 5.泡 - 6.カメレオン

ラジオ

RADIO GNU - King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO) (井口単独)

関連項目
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