ウィリアム・ボイス

曖昧さ回避 この項目では、イギリスの作曲家について説明しています。実業家で、アメリカ合衆国ボーイスカウトを伝えた人物については「ウィリアム・ディクソン・ボイス」をご覧ください。
ウィリアム・ボイス
William Boyce
基本情報
生誕 1711年9月11日
イングランドの旗 イングランドロンドン
死没 (1779-02-07) 1779年2月7日(67歳没)
職業 作曲家、オルガニスト
ポータル クラシック音楽
ポータル クラシック音楽

ウィリアム・ボイス(William Boyce, 1711年9月11日1779年2月7日)は、イギリス作曲家、オルガン奏者。

ロンドン生まれ。セント・ポール大聖堂の聖歌隊への所属歴があるが、その後、声変わりをしてモーリス・グリーンの下で音楽を学んだ。1734年、オルガン奏者のプロとして活動し始める。数々の同様の職を経て、1755年に「国王の音楽師範」に抜擢。1758年に王室礼拝堂のオルガン奏者になった。

難聴が酷くなり、オルガン奏者として活動が出来なくなると、職を辞して、師のモーリス・グリーンが未完成のまま残した「教会音楽」(Cathedral Music)の編纂の完成に努めた。その多くの作品は今日でも英国教会で使用されている。

主な作品に、8つの交響曲、賛歌、叙情詩、仮面劇『ペレウスとテティス』、ジョン・ドライデンの世俗的仮面劇(Secular Masque)のための歌曲、ウィリアム・シェイクスピアの『テンペスト』『シンベリン』『ロミオとジュリエット』『冬物語』のための音楽、12のトリオ・ソナタなどがある。

ボイスは死後、忘れられた存在となっていき、今日でも作品が演奏されることは稀である。しかし1930年代に多くの作品が発掘され、コンスタント・ランバートが校訂し指揮を行った。

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