ウィンター・ライヴ1981

曖昧さ回避 この項目では、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のライヴウィンター・ライヴ1981について説明しています。同ライヴのアルバムについては「ウィンター・ライヴ1981 (アルバム)」をご覧ください。
ウィンター・ライヴ1981
イエロー・マジック・オーケストラ の コンサート・ツアー
場所 日本の旗 日本
関連アルバム BGM
テクノデリック
初日 1981年11月24日 (1981-11-24)
最終日 1981年12月27日 (1981-12-27)
行程 1
公演数 14
イエロー・マジック・オーケストラ ツアー 年表
FROM TOKIO TO TOKYO
(1980年)
ウィンター・ライヴ1981
(1981年)
1983 YMOジャパンツアー
(1983年)

ウィンター・ライヴ1981(Winter Live ~)とは、日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」(以下、YMO)が1981年に行った、2度目の国内ツアーの名称。

解説

  • 演奏された楽曲は、同年に発売された『BGM』と『テクノデリック』からのものが中心である。それ以前の楽曲は、アンコールで「テクノポリス」「ライディーン」が演奏された。ツアーの途中からは「コズミック・サーフィン」、ツバキハウスでは「中国女」と無題の即興曲も演奏されている。
  • 「テクノポリス」では、ボコーダーで演奏される「TOKIO」という部分を各公演地の名前に置き換えて、拡声器(またはメガホン)で叫んでいた。(東京公演では従来の「TOKIO」ではなく「東京」であった)
  • 坂本龍一は、「新舞踊」ではギターを、「キュー」でドラムを演奏している。
  • 本ツアーを最後に、YMOは1年間の活動休止期間に入る。
  • ステージ・デザインは、奥村靫正が担当し、ADC賞を受賞した。
  • 新宿コマ劇場公演では、「体操」が2回演奏され、2回目の演奏時に体操服姿のダンサーたちによるパフォーマンスが行われた[1]
  • スティーヴ・ライヒの「4台のオルガン」を手本にした、通称「LOOP」と呼ばれている未発表曲が演奏されている[2]。 既発の同名CDでは少しだけ聴くことができる。

公演

日付 都市 会場
1981年11月24日 仙台 宮城県民会館
1981年11月26日 盛岡 岩手県民会館
1981年11月27日 広島 広島県郵便貯金ホール
1981年11月29日 大阪 フェスティバルホール
1981年11月30日
1981年12月1日 名古屋 名古屋市民会館
1981年12月2日[注 1] 京都 京都大学西部講堂
1981年12月7日 札幌 北海道厚生年金会館
1981年12月16日 福岡 福岡サンパレス
1981年12月18日 金沢 金沢市観光会館
1981年12月22日 東京 新宿コマ劇場
1981年12月23日
1981年12月24日
1981年12月27日[注 2] ツバキハウス

サポートメンバー

音源

映像版・アルバム版には「バレエ」「マス」「京城音楽」「手掛かり」「体操(2回目音源)」「テクノポリス」「ライディーン」が収録されていないが、音源がCDやDVD-ROMなどに収録されている。

  • 1982年1月に東京12チャンネルの番組『サウンド・クリエイション』にて新宿コマ劇場公演の一部が放送された。
  • 映像版・アルバム版
    1983年4月CBSソニーより、新宿コマ劇場公演の模様(12月23日の本公演とリハーサル映像をミックスしたもの)を収録したビデオソフト版が発売され(1999年DVD版が発売。2020年Blu-ray Disc版が発売)、1995年にはアルファレコードより、そのビデオソフト版の音源と「来たるべきもの(アルバム音源)」をそのまま使用したアルバム版が発売される。
  • YMO Selfservice
    「バレエ」「キュー」「手掛かり」が収録。
  • ONE MORE YMO
    「ジャム」「京城音楽」「マス」を収録。
  • DVD『YMO Giga Capsule』
    「ジャム」「バレエ」「京城音楽」「キュー」「手掛かり」「テクノポリス」「ライディーン」を収録。
  • NHK-FM
    「来たるべきもの」「ハッピーエンド」「音楽の計画」「キュー」「手掛かり」「テクノポリス」「ライディーン」「コズミックサーフィン」「体操(2回目音源)」「エピローグ」が放送された。

脚注

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注釈

  1. ^ 告知のみ、実際は公演中止
  2. ^ 1日2公演

出典

  1. ^ 『コンパクトYMO』(徳間書店、1998年)p.89。
  2. ^ 田中雄二『電子音楽 in JAPAN』アスペクト、2001年

関連項目

細野晴臣 - 高橋幸宏 - 坂本龍一
サポートメンバー:矢野顕子 - 渡辺香津美 - 大村憲司 - 松武秀樹 - 橋本一子 - 藤本敦夫 - 鮎川誠 - 藤井丈司 - デヴィッド・パーマー - GOH HOTODA - クリスチャン・フェネス - 高田漣 - 高野寛 - 権藤知彦 - 小山田圭吾
作詞家:クリス・モズデル - ピーター・バラカン - 松本隆
シングル
アルバム
オリジナル
ベスト
ライヴ
リミックス
その他
BOX
映画
楽曲
ツアー
メンバーの関連項目
シングル
オリジナル・アルバム
ライブ・アルバム
  • あめりか / Hosono Haruomi Live in US 2019
ベスト・アルバム
  • ベスト12
  • アーリー細野晴臣
  • The Best Instrumental Music Of Haruomi Hosono Calm
  • 決定版 細野晴臣ベスト・セレクション
  • ベスト15
  • Harry Up Hosono
  • Hosono Haruomi Compiled By
リミックス・アルバム
  • HARUOMI HOSONO IN THE '90S
  • Mental Sports Mixes
  • JADO KEN ISHII
  • InDo
  • MIX FORM
サウンドトラック
ボックスセット
  • Hosono Box 1969-2000
  • モナド・ボックス
  • HARRY HOSONO CROWN YEARS 1974-1977
コンピレーション
  • PACIFIC
  • エーゲ海 (the AEGEAN SEA)
参加・プロデュースユニット
関連人物
関連項目
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ユニット
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セルフカバー
その他
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  • 戦場のメリークリスマス
  • 王立宇宙軍 オネアミスの翼
  • ラストエンペラー
  • シェルタリング・スカイ
  • リトル・ブッダ
  • 御法度
  • ファム・ファタール
  • 星になった少年
  • シルク
  • トニー滝谷
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