オニアザミ

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オニアザミ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: アザミ属 Cirsium
: オニアザミ C. borealinipponense
学名
Cirsium borealinipponense Kitam.
和名
オニアザミ(鬼薊)

オニアザミ(鬼薊、靑剌薊[1]、学名 Cirsium borealinipponense)はキク科アザミ属多年草

特徴

茎の高さは1m程であり、葉は深く裂け、縁にあるとげは鋭い。

花期は6-9月で、下向きに数個の花をつける。頭状花序)は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。

総苞は粘る。花期にも根生葉は残っている。

分布と生育環境

アザミ属は、分布域が比較的広いものと極端に狭い地域固有種がある。オニアザミの分布域は比較的広く、北陸から東北にかけての日本海側の山地の草原に見られる。

基準産地は福島県会津地方

画像

  • 早春のオニアザミの根生葉
    早春のオニアザミの根生葉
  • 複数の頭状花序が合体して一体化した変形
    複数の頭状花序が合体して一体化した変形
  • オニアザミの群生
    オニアザミの群生

注釈・出典

  1. ^ 『牧野日本植物圖鑑』北隆館、1940年。 

関連項目

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