キャッツ★アイ

曖昧さ回避 この項目では、日本のアイドルデュオについて説明しています。その他の用法については「キャッツアイ」をご覧ください。

キャッツ★アイは、1977年から一年近く活躍したトータルプロ所属の女性アイドルデュオ。

メンバー

身長・3サイズはそれぞれデビューシングル「アバンチュール」掲載プロフィールに基づく公式データによる。

ノン(大谷親江) 左側
ナナ(山中奈奈) 右側

来歴

1977年にテイチクレコード/ユニオンレーベルより「アバンチュール」でデビュー。

ピンク・レディー全盛期だった当時、ピンク・レディー人気をうけ次々とピンク・レディーのフォロワーがデビュー。彼女たちもまたピンク・レディーのフォロワーとして位置付けられ、ピンク・レディーが国民的アイドルとなったために放棄せざるを得なくなったお色気を、結果的にはキャッツ★アイが引き継ぐ事となる。しかし、ピンク・レディーの健康的なお色気とは対照的にセックスアピールばかりが目立つ結果となった。

尚、表記は「キャッツアイ」ではなく「キャッツ★アイ」である。[2]

解散

ノンの突然の失踪により、キャッツ★アイは活動停止を余儀なくされる。 ノンの失踪後、留守を守るかのようにナナが孤軍奮闘するもついにノンが戻って来る事はなくキャッツ★アイは事実上の解散となる。

解散その後

キャッツ★アイの突然の解散により所属事務所が急遽、双子の女性デュオ「キューピット」をデビューさせる。

備考

  • 2003年にテイチクより「キャッツアイVSキューピット」が全曲デジタルリマスターされた完全版として発売。
  • 映画『多羅尾伴内』(1978年・東映)に本人役(キャッツ★アイ役)として出演し、劇中で「導火線」を披露。

ディスコグラフィ

シングル

# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1977年
5月25日
A面 アバンチュール 麻生香太郎 馬飼野康二 UC-43
B面 鏡よ鏡
2 1977年
9月25日
A面 めっきり冷たくなりました 伊藤アキラ 森雪之丞 高田弘 UC-47
B面 夢みるナイチンゲール 麻生香太郎 馬飼野康二
3 1978年
1月25日
A面 導火線 UC-55
B面 大地震
4 1978年
5月25日
A面 ジャンヌ・ダルク UC-62
B面 アンコール・アンコール 伊豆一彦 小六禮次郎

アルバム

オリジナル・アルバム

1. 「ファースト」(1978年5月25日/GU-17)
  • SIDE A
  1. ジャンヌ・ダルク
    作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二
  2. 独占!私のアラジン
    作詞:麻生香太郎/作曲:加瀬邦彦/編曲:船山基紀
  3. ウィーク・ポイント
    作詞:藤公之介/作曲:川口真/編曲:高田弘
  4. アンコール・アンコール
    作詞:麻生香太郎/作曲:伊豆一彦/編曲:小六禮次郎
  5. 大地震
    作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二
  6. めっきり冷たくなりました
    作詞:伊藤アキラ/作曲:森雪之丞/編曲:高田弘
  • SIDE B
  1. 導火線
    作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二
  2. 夢みるナイチンゲール
    作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二
  3. ダンシング・クイーン
    作詞・作曲:B.Andersson / S.Andersson / B.Ulveaus/編曲:薗広昭
    ※原曲歌唱:ABBA
  4. 鏡よ鏡
    作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二
  5. キャプテン・ハニー
    作詞:藤公之介/作曲:川口真/編曲:高田弘
  6. アバンチュール
    作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二

ベスト・アルバム

  1. キャッツ★アイVSキューピット コンプリート・コレクション(2003年9月25日/TECN-25931)

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 週刊TVガイド 1977年6月17日号 p.164「ちょっと気になりませんか」
  2. ^ シングル「アバンチュール」のジャケット等では キャッツ・アイ とされているが、以後リリースされたレコードでは「・」が「★」に変わっている。

外部リンク

  • 禁断のハイブリッドマニアック・キャッツアイ検証
  • キャッツアイ~B級アイドル~
典拠管理データベース: 芸術家 ウィキデータを編集
  • MusicBrainz