クックとプッケ

クックとプッケ(Quick & Flupke)は、1930年ベルギーの「Le Petit Vingtième」紙においてエルジェによって発表された作品で、ショートストーリーで登場。日本では冨山房から出版された。

概要

ブリュッセルに住むクックとプッケの2人が巻き起こすいたずらとそれによって起こる混乱など、彼らの日常のドタバタを中心に描いた内容。『タンタンの冒険』とは違い非常に短く、少し毒のきいたコミカルな作風となっている。

1980年代に制作されたアニメ版は、カートゥーン・ネットワークで3分程の番組として「クィック&フラプキー」のタイトルで放映された。

クックとプッケは『タンタンの冒険』の「ななつの水晶球」に登場し、港町でハドック船長にイタズラする少年で登場した(アニメでは格好がそれに似た少年で登場した)。他に「タンタンのコンゴ探険」と「ふしぎな流れ星」にも登場している。

本のタイトル

  • いたずら 2にんぐみ
  • いたずら だいさくせん
  • ゆかいな ふたり
  • とことん いたずら
  • こりない ふたり

アニメ版

1980年代にベルギーで製作されたミニ・アニメで内容はほぼ原作どおりと原作にないエピソードもあり、パターンとしてはレギュラーのおまわりさん(おじさん)が酷い目に遭うというオチが多い。

日本語吹き替え版

外部リンク

シリーズ作品
キャラクター
  • タンタン
  • スノーウィ
  • ハドック船長(英語版)
  • ビーカー教授(英語版)
  • デュポンとデュボン(英語版)
  • ラスタポプロス(英語版)
  • カスタフィオーレ夫人(英語版)
  • アルカサル将軍(フランス語版)
  • チャン(英語版)
  • ネストル(英語版)
  • ムスカル12世(フランス語版)
  • エザブ首長(フランス語版)
  • アブダラー(フランス語版)
  • ランピョン(英語版、フランス語版)
  • アルンバヤ族(フランス語版)
登場舞台
  • シルダビア
  • ボルドリア(英語版)
  • サン・テオドロス(フランス語版)
  • ヌエボ・リコ(フランス語版)
  • ケメド(フランス語版)
  • ムーランサール城(英語版、フランス語版)
  • ユニコーン号(英語版、フランス語版)
掲載誌
  • 20世紀子ども新聞(英語版、フランス語版)(20世紀新聞(英語版、フランス語版))
  • ル・ソワール・ジュネス(フランス語版)
  • ル・ソワール(英語版、フランス語版)
  • タンタン・マガジン(英語版、フランス語版)
製作者
  • エルジェ(作者)
  • ノルベール・ヴァレーズ(英語版、フランス語版)
  • ボブ・ド・ムーア(英語版、フランス語版)
  • エドガー・P・ジャコブ(英語版、フランス語版)
  • ジャック・マルタン(英語版、フランス語版)
  • ミシェル・グレッグ(英語版、フランス語版)
  • ロジャー・ルルー(英語版、フランス語版)
  • ジョゼット・ボージョ(英語版)
  • ジャック・ヴァン・メルケベケ(英語版)
  • 張充仁(英語版、フランス語版、中国語版) (チャン)
映像化作品
テレビアニメーション
  • チンチンの冒険 (1958–62年)
  • タンタンの冒険(英語版、フランス語版) (1991–92年)
長編アニメーション映画
実写映画
日本語版
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