クレオール

クレオール


フランス語(Créole)、スペイン語(Criollo)、ポルトガル語(Crioulo)においては、「宗主国生まれ」に対する「植民地ないし副王領生まれ」を意味する形容詞。人と物、両方に用いる。人に用いる場合は、人種を問わず植民地で生まれた者はクレオールと呼ぶ。文化人類学でも用語として使われる(『文化人類学最新術語100』綾部恒雄編 平成14年 株式会社弘文堂)。

  • フランス植民地において、フランスに同化し、フランス市民権を取得した植民地出身者のこと。
  • クリオーリョ - イスパノアメリカでは独立戦争の主体となった現地生まれの白人を指してクリオーリョ (クリオージョ) と呼ぶことが多い。
  • ブラジルではポルトガル語話者の黒人はクレオール黒人(クリオーロ、crioulo)と呼ばれ、ブラジルで生まれた黒人とアフリカから来た黒人は区別されていた。
  • クレオール (ルイジアナ) - アメリカ合衆国ルイジアナ州の、フランス人・スペイン人とアフリカ人・先住民を先祖に持ち、ルイジアナ買収以前にルイジアナで生まれた人々とその子孫、また彼らと関わりのある事物のこと。
  • クリオ (シエラレオネ)
  • アク (ガンビア)
  • アメリコ・ライベリアン
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