スズキ・アクロス

曖昧さ回避 この項目では、オートバイのアクロスについて説明しています。
スズキ・アクロス
(SUZUKI ACROSS)
基本情報
排気量クラス 軽二輪
車体型式 GJ75A
エンジン 248 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / __
最高出力 45PS / 14,500rpm
最大トルク 25.6Nm (2.6kg-m) / 10,500rpm
車両重量 177 kg
      詳細情報
製造国 日本の旗 日本
製造期間 1990年 - 1998年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム
全長×全幅×全高 2,020 mm × 695 mm × 1,120 mm
ホイールベース
最低地上高
シート高 730 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式
潤滑方式
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 6速リターン
サスペンション テレスコピック式
スイングアーム式
キャスター / トレール
ブレーキ シングルディスク
ディスク
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 12 L
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM スズキ・GSX-R
同クラスの車 CBR250RRFZR250ZXR250
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アクロスACROSS )は、スズキが製造販売していた排気量250ccクラスのオートバイである。

車名としては、「アクロス」が販売名であり、機種名が「GSX250F」となる。

概要

アクロスは1990年に発売された。前年の1989年に開催された第28回東京モーターショーに出展されたコンセプトモデル「X913」を市販化したモデルとなる。アッパーカウル側面にあるステッカー「X913」はこれに由来するものである(車名「ACROSS」のステッカーはシートカウル側面)。

最大の特徴はメットイン機能を設けたことで、通常の車両では燃料タンクに相当する部分をヘルメット収納スペースとし、キーを抜かずに(エンジンをかけたまま)開閉できるなどユーザーの利便性向上が図られている。本来のガソリンタンクはシート下に配置され、フューエルリッドはテールカウルに設置された。この燃料タンク形メットインを採用したのはアクロスが世界初で、後にホンダNS-1NCシリーズで同様の機構を装備した。

GSX-R250の派生車種にあたり、GJ72A型のエンジンを搭載するフルカウル仕様のツアラーモデルとなっている。 ユーザーから一定の評価を得た車両として、フルモデルチェンジこそされなかったものの、1998年まで生産された。

GSX250Fとしては、同様にGSX-R系エンジンを搭載するツアラーモデルの「GSX-Fシリーズ」があり、アクロスもラインナップの一角を担った。なお、同シリーズの他モデルではメットイン機能は採用されていない。

仕様沿革
  • 1990年:GSX250F
  • 1991年:GSX250FM
  • 1993年:GSX250FP
  • 1997年:GSX250FU
  • 1998年:GSX250FW

脚注

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関連項目

  • スズキ・アクロス (四輪車) - 2020年に欧州市場で販売されるプラグインハイブリッドのSUV。トヨタ・RAV4 PHVのOEM。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、スズキ・アクロスに関連するカテゴリがあります。
  • BBB The History 時代を彩ったバイクたち - スズキ アクロス(GJ75A)1990年
  • ウェビック - スズキ ACROSS[アクロス]の総合情報 ※「1990・1991・1993年式アクロス」記載
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