タイ時間

タイ王国では、協定世界時を7時間進めたインドシナ時間UTC+7)を使用している。夏時間はない。1920年にインドシナ時間を採用するまで使用されていた、バンコク地方平均時はGMT+6:42:04であった[1]

歴史

現在の標準時が使用される以前は、天文台の地理的位置に基づいた地方平時を採用していた。チエンマイ県とその他2つの県ではそれぞれ天文台を持っていたため、別個の地方平時が存在していた。

1920年4月1日に、東経105度線を基準としたグリニッジ標準時を7時間進めた標準時が採用された。これは現在も使用されている。

使用期間 協定世界時との差 時間帯の名称 (非公式)
1880年1月1日 - 1920年3月31日 UTC+6:42:04 バンコク平均時
1920年4月1日 – 現在 UTC+7 インドシナ時間 (ICT)

標準時の管理

1990年1月1日に、タイ王国の内閣は標準時の公式な管理者をタイ王国海軍とした。タイ王国の標準時は、タイ王国海軍により維持されている5つの原子時計から生成されている。

IANAのTime Zone Database

IANATime Zone Databaseには、タイ王国の標準時が1つ含まれている[2][3]

国コード 座標 時間帯ID 注釈 協定世界時との差 夏時間 備考
TH +1345+10031 Asia/Bangkok インドシナ(ほとんどの地域) +07:00 +07:00

関連項目

脚注

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  1. ^ Daylight saving time dates for Thailand - Bangkok between 1900 and 1924
  2. ^ Noda Time | Time zones
  3. ^ en:List of tz database time zones
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各列内は五十音順。
「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
  1. ^ a b c d e f g h i j ヨーロッパにも分類され得る。
  2. ^ 一部はアフリカに含まれる。
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