ダリー語

曖昧さ回避 この項目では、アフガニスタンの公用語について説明しています。その他のダリー語については「ダリー語 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ダリー語
دری
発音 IPA: [dæˈɾi]
話される国 アフガニスタンの旗 アフガニスタン
地域 中央アジア西アジア
話者数 760万人[1]
言語系統
表記体系 ペルシア文字
公的地位
公用語 アフガニスタンの旗 アフガニスタン
統制機関 アフガニスタン科学アカデミー
言語コード
ISO 639-3 各種:
prs — ダリー語
aiq — アイマク語
haz — ハザラギ語
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ダリー語(ダリーご、دری)は、アフガニスタン公用語の一つ。アフガン・ペルシア語とも呼ばれ、イランペルシア語タジキスタンタジク語とともに新ペルシア語の標準形のひとつ。なお、「ダリー語」という公式名称は1964年にアフガニスタン政府によって定められたものであり、それ以前は「ペルシア語」と呼ばれていた。

概要

イラン・ペルシア語やタジク語とは、発音・語彙を中心にいくらかの違いがある。ダリー語の発音はかなり保守的であり、初期新ペルシア語の音の区別を現在もほぼ完全に留めている(イラン・ペルシア語やタジク語では一部失われている)。

語彙の大半はイラン・ペルシア語と同じだが、ダリー語にはパシュトー語イラン語群に属するアフガニスタン系の言語)やウルドゥー語インド語群に属するパキスタン系の言語)からの借用語が多い。また、西欧語からの新しい借用語については、イラン・ペルシア語ではフランス語由来の語が多いのに対し、ダリー語では英語由来のものが多い[要出典]

言語名別称

  • アフガン・ペルシア語(Afghan Persian)
  • East Farsi[2]
  • Farsi
  • Parsi
  • Persian
  • Tajik
  • Tajiki

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Ethnologue report for language code prs (英語) - エスノローグ
  2. ^ “Farsi, Eastern”. LL-Map. 2014年3月22日閲覧。

関連項目

  • タジク人
  • ハザラギ語(英語版)
  • アイマーク語(英語版)

外部リンク

  • MultiTree
祖語
  • インド・イラン祖語(英語版)
インド語群
古代語
中央語群
ヒンディー語群(英語版)
東部語群
マガダ語
北部語群
パハール語群
  • 東パハール語群
    • ネパール語
    • ジュムリー語(英語版)
    • パルパ語(英語版)
  • 中央パハール語群
  • ガルワーリー諸語
  • ドーグリー・カーングリー諸語(英語版)
    • ドーグリー語
    • カーングリー語
    • マンデアーリー語(英語版)
    • クッルー・パハリー語(英語版)
    • バッティヤリ語(英語版)
    • バドラワーヒー語(英語版)
    • ハリジャン・キナウル語(英語版)
    • ヒンドゥリ語(英語版)
    • ジャウンサーリー語(英語版)
    • マハス・パハリー語
    • パングワーリー語(英語版)
    • スルマウリ語(英語版)
北西語群
南部語群
ダルド語群
ヌーリスターン語群
イラン語群
東イラン語群
西イラン語群

1: ヴェッダ語クレオール言語

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