テリア

曖昧さ回避 この項目では、犬のテリアについて説明しています。スウェーデンの電気通信事業者については「テリア (企業)」を、アメリカ製の艦対空ミサイル、RIM-2については「テリアミサイル」を、IQOS ILUMA用のヒートスティックについては「テリア (たばこ)」をご覧ください。

テリアTerrier)は犬の種別である。国際畜犬連盟犬種分類では第3グループとされる。

主に地中に生息する小動物(地ネズミ等)を狩るために改良された品種である。「テリア」とはフランス語に由来し、語源はラテン語terra(地)による。体格は平均して小さいが、勇敢で体力もあり、非常に活発な性格である。多くの品種がイギリスで開発され、キツネ、ネズミ、アナグマ、カワウソなどを狩った。しかし、「テリア」の名を持つ犬種には、闘犬のための犬種(ブル・テリア)や愛玩犬(日本テリア等)もいる。そのため、「テリア」という犬の分類そのものが無効とするものもいる[1]

類似する概念に、地中に生息する小動物を狩る犬をまとめたアース・ドッグ(Earth dog)があり、ここにはダックスフンドや一部のピンシャーも含まれる[1]デズモンド・モリスによれば、アース・ドッグの作業手法は、狩猟対象の巣穴に入り込んで直接、捕獲・殺害する、対象を巣穴から追い出す(捕獲等は行わない)、追い出された対象を捕獲・殺害するのいずれかに該当する。また、狩猟対象によって、多目的、ネズミ狩り、アナグマ狩り、ウサギ狩り、キツネ狩り、カワウソ狩りの6種に分類できるという[1]

テリア一覧

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ら行

わ行

脚注

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  1. ^ a b c デズモンド・モリス著、福山英也監修『デズモンド・モリスの犬種事典』誠文堂新光社、2007年、142ページ

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、テリアに関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • JKC > 世界の犬 > 第3グループ 3rd.Group [テリア]