ドウェイン・ハスキンズ

Dwayne Haskins

ワシントン・レッドスキンズでのハスキンズ
(2019年)

基本情報

ポジション

クォーターバック

生年月日

(1997-05-03) 1997年 5月3日

没年月日

(2022-04-09) 2022年 4月9日（24歳没）

出身地

アメリカ合衆国
ニュージャージー州ハイランドパーク（英語版）

身長:

6' 4" ＝約193cm

体重:

230 lb ＝約104.3kg

経歴

高校

ブリス・スクール

大学

オハイオ州立大学

NFLドラフト

2019年 / 1巡目全体15位

所属歴

2019-2020	ワシントン・レッドスキンズ / フットボールチーム
2021	ピッツバーグ・スティーラーズ

受賞歴・記録

その他受賞・記録

サミー・ボウ賞 (2018)
ケレン・ムーア賞 (2018)
シカゴ・トリビューン・シルバーフットボール (2018)
ビッグ10最優秀攻撃選手賞 (2018)
ビッグ10最優秀クォーターバック賞 (2018)
オールビッグ10ファーストチーム (2018)

NFL 通算成績

パス試投数	444
パス成功数	267
パス成功確率	60.1%
TD-INT	12-14
パス獲得ヤード	2,804
QB レーティング	74.4
Player stats at NFL.com

Player stats at PFR

ドウェイン・ハスキンズ・ジュニア（Dwayne Haskins Jr., 1997年 5月3日 - 2022年 4月9日）は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ハイランドパーク（英語版）出身の元プロアメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック。NFLのワシントン・レッドスキンズなどに在籍したが、現役選手だった2022年4月9日に交通事故死した。

経歴

プロ入り前

ニュージャージー州ハイランドパークで生まれた後、9歳の頃にメリーランド州ポトマックに転居。ビッグ・テン・カンファレンスのオハイオ州立大学に進学後、QBとして2018年に14戦13勝を挙げたり、2019年のローズボウルにてMVPを獲得するなどの活躍を見せる。

ワシントン・レッドスキンズ／フットボールチーム

2019年のNFLドラフトでワシントン・レッドスキンズから1位（全体15位）指名され、入団。大学時代の背番号7は、チームの準永久欠番となっていたが、ハスキンズがジョー・サイズマンに直接交渉に出向き、許可を取ったことから7を着用できることとなった。

2020年シーズン、2018年の大怪我で長期欠場を余儀なくされたベテランエースQBのアレックス・スミスに代わり、開幕から先発出場の機会を得たが、ミスを連発した。スミスの復帰の目処が立った第5週から第2QBのカイル・アレンが先発に昇格し、スミスが第2QBに登録され、ハスキンズは第3QBに降格した。その後、アレンとスミスの怪我により、第14週の試合途中から出場機会を得たが、第16週の試合でもミスを連発し、試合途中にアレンと交代させられた^[1]^[2]。第16週の試合前にチームの新型コロナ感染症対策規則に違反した行動（マスク無しのパーティー参加）が発覚し、キャプテンの地位を剥奪されていたハスキンズは、第16週の試合終了後、チームから放出された^[3]。

ピッツバーグ・スティーラーズ

2021年1月21日にピッツバーグ・スティーラーズと契約した^[4]。このシーズンの試合出場はなかった。

突然の死

2022年4月9日、トレーニングキャンプ先のフロリダ州南部で自動車事故により死去。享年24歳^[5]。ハスキンズは自動車で高速道路を走行していたところガス欠を起こしてしまい、燃料確保のために高速道路を徒歩で横断した際ダンプトラックに轢かれたとみられている^[6]。

ハスキンズの母校であるオハイオ州立大学では4月16日に追悼試合が行われた^[7]。

脚注

[脚注の使い方]

^ ワシントンが次戦からQBスミスを除外、ハスキンズが先発へ NFL JAPAN 2020年12月19日
^ ワシントンQBハスキンズ、ミス連発でパンサーズ戦は途中交代 NFL JAPAN 2020年12月28日
^ 元ワシントンQBハスキンズがウェイバーを通過してFAに NFL JAPAN 2020年12月30日
^ “元ワシントンのQBドウェイン・ハスキンズがスティーラーズと先行契約”. NFL JAPAN. (2021年1月22日). https://nfljapan.com/headlines/61107 2022年3月1日閲覧。
^ “Dwayne Haskins dies at 24: Steelers quarterback, Ohio State standout hit by vehicle in South Florida”. CBS (2022年4月9日). 2022年4月10日閲覧。
^ “燃料切れで連絡が取れない夫を案じて通報していたハスキンズ夫人”. NFL JAPAN. (2022年4月21日). https://nfljapan.com/headlines/75780 2022年4月21日閲覧。
^ “オハイオ州立大学がスプリングゲームで故ドウェイン・ハスキンズを追悼”. NFL JAPAN. (2022年4月17日). https://nfljapan.com/headlines/75689 2022年4月21日閲覧。

外部リンク

通算成績と情報 ESPN, or Pro-Football-Reference （英語）
Dwayne Haskins, Jr (@dh_simba7) - X（旧Twitter）
Washington Football Team bio
Ohio State Buckeyes bio

表話編歴ワシントン・コマンダース先発QB
ボストン・ブレーブス(1932) ボストン・レッドスキンズ(1933–1936) ワシントン・レッドスキンズ(1937–2019) ワシントン・フットボール・チーム(2020–2021)
1930年代	ヒューズミューシックホカフレントナーシェパードブリット E.スミスボウハートマンフィルコックジャーマン
1940年代	ジマーマンカフェゴヨウエルジェイコブスモントギルマー
1950年代	ルバロンスカーバスドロウガグリエルミ
1960年代	デイスニードジャーゲンセンシャイナーニノウスキ
1970年代	キルマー R.ジョンソンサイズマン
1980年代	クルゼックシュローダールバートウィリアムスリッピン
1990年代	ハンフリーズラトリッジギャノンコンクリンシューラーフリーツファーロットホステトラーグリーン B.ジョンソン
2000年代	ジョージバンクスマシューズラムジーワーフェルハッセルベックブルネルキャンベルコリンズ
2010年代	マクナブグロスマンベックグリフィンカズンズマッコイ A.スミスサンチェス J.ジョンソンキーナムハスキンズ
2020年代	アレンフィッツパトリックハイニキギルバートウェンツハウエル
年代の分類は初先発のシーズンによる

表話編歴ワシントン・コマンダース1巡指名選手
ボストン・ブレーブス(1932) ボストン・レッドスキンズ(1933–1936) ワシントン・レッドスキンズ(1937–2019) ワシントン・フットボール・チーム(2020–2021)
1930年代	R.スミスボウファルカスヘール
1940年代	ボーエルエバシェフスキーサンダースジェンキンスミッカハーディーロッシギルナーテューグッド
1950年代	トーマスヒースイズベルスカルバスメイリンガーガグリエルミべラブボセラーアラード
1960年代	ルーカススニードラトゲンズ E.デービスリッチャー C.テイラーゴゴラクマクドナルド J.スミス
1970年代	なし
1980年代	モンクメイグリーン
1990年代	ウィルソンハワードカーターシューラーウェストブルックジョンソンラングベイリー
2000年代	アーリントンサミュエルズガードナーラムジー S.テイラーロジャースキャンベルランドリーオラクポ
2010年代	ウィリアムズケリガングリフィン3世シャーフドクトソンアレンペインハスキンズスウェット
2020年代	ヤング J.デービスドットソンフォーブス