ハイバーニア油田

ハイバーニア油田(ハイバーニアゆでん、Hibernia oil field)は、カナダニューファンドランド島東方の大西洋上に位置する海底油田

ニューファンドランド島からは約315kmの沖合いのグランドバンクの東端部に位置し、南東方向にはテラ・ノヴァ油田がある[1]。水深は約80m。

1979年に発見されており、貯油層はジュラ系から白亜系の砂岩で、深度約3,800m[2]。可採埋蔵量は16.3億バレルと推測され、生産開始は1997年11月[3]。重力着底型構造の石油プラットフォームが設置されており、2007年は日産13万5千バレル[4]。算出した石油は、タンカーにより搬出される。当該海域は、氷山が出現することもあり、衝突に備え、構造強度が強化されており、外壁も凹凸の多い形状となっている[5]

脚注

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  1. ^ カナダ造船業の現状と課題 -今後のカナダ造船政策の見通し- 日本財団
  2. ^ ハイバーニア油田 石油天然ガス資源情報
  3. ^ 北極圏の石油ガス探鉱開発状況 佐藤大地 石油・天然ガスレビュー 2010年3月
  4. ^ Petro-Canada の軌跡 小熊享 石油・天然ガスレビュー 2009年3月
  5. ^ 海洋構造物委員会活動総括とPC海洋構造物の現状報告 鈴木義晃 プレストレストコンクリート 1999年5月

外部リンク

  • Hibernia
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