ハート・ソー・バッド

ハート・ソー・バッド
リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ(英語版)シングル
初出アルバム『Goin' Out Of My Head』
B面 レピュテイション (Reputation)
リリース
規格 シングル盤
ジャンル ソウルポップ
時間
レーベル DCP
作詞・作曲 テディ・ランダッツォ(英語版)ボビー・ワインスタイン(英語版)ボビー・ハート
プロデュース テディ・ランダッツォ、ドン・コスタ(英語版)
リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ(英語版) シングル 年表
Goin' Out Of My Head
1964年
Hurt So Bad
1964年
Take Me Back
1965年
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ハート・ソー・バッド」("Hurt So Bad")はテディ・ランダッツォ(英語版)ボビー・ワインスタイン(英語版)ボビー・ハートによる楽曲。 この曲はリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ(英語版)によってオリジナルが録音され1965年のトップ10ヒットしたバラードである。 リンダ・ロンシュタットも1980年にカバーしてトップ10ヒットとした。 この曲は1969年9月に12位のヒットとしたレターメンを含む数多くのアーティストによってカバーされている。

リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズのバージョン

背景

リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ(英語版)のオリジナルバージョンは彼らのアルバム Goin' out of My Head からシングルカットされた。これはスマッシュヒットしたアルバムのタイトルソングに続くもので、ビルボードのトップ10ヒットとなり、R&Bではトップ5のヒットとなった[2]。このバージョンはビルボード・トップ100で10位に到達した。グループがエド・サリバン・ショーに初出演した際にもこの曲が演奏された。グループの長年の友人であるテディ・ランダッツォ(英語版)ボビー・ワインスタイン(英語版)ボビー・ハートによってインペリアルズ向けに書かれた曲で、ドン・コスタ(英語版)が自身のDCPレコード・レーベル向けにプロデュースしたが、後にユナイテッド・アーティスツ・レコードに吸収され、子会社のVEEPレコードから再発売された。

力強く、ドラマチックなバラードの録音によって、この曲はインペリアルズの最もよく知られた曲の一つなり、数多くのカバーバージョンを生み出した。

パーソネル

  • "リトル・アンソニー"・ゴーダイン - リード・ボーカル
  • クラレンス・"ワー=フー"・コリンズ - バリトン/バス
  • アーネスト・ライト - セカンド・テナー
  • サミー・ストレイン(英語版) - ファースト・テナー
  • プロデューサー:ドン・コスタ(英語版)
  • 伴奏:101ストリングス・オーケストラ

エル・チカーノのバージョン

背景

エル・チカーノ(英語版)は1970年のデビューアルバム Viva Tirado で「ハート・ソー・バッド」をカバーした。この曲はバンドの最初のヒット曲 "Viva Tirado" を含むアルバムに収録された9曲の中の1曲だった。

リンダ・ロンシュタット

涙がいっぱい
リンダ・ロンシュタットシングル
初出アルバム『激愛』
B面 ジャスティン
リリース
規格 シングル盤
ジャンル ロック、ニュー・ウェイヴ
時間
レーベル アサイラム・レコード
作詞・作曲 テディ・ランダッツォ、ボビー・ワインスタイン、ボビー・ハート
プロデュース ピーター・アッシャー
リンダ・ロンシュタット シングル 年表
お願いだから
1980年
涙がいっぱい
1980年
アイ・キャント・レット・ゴー
1980年
テンプレートを表示

背景

リンダ・ロンシュタットは「ハート・ソー・バッド」(ロンシュタット版の邦題は「涙がいっぱい」)のカバーを自身のプラチナ認定の1980年のアルバム『激愛』に収録した。ピーター・アッシャーによるプロデュースを受け、アルバムからの2枚目のシングルとしてアサイラム・レコードからリリースされた。リンダのバージョンではダニー・コーチマーのギター・ソロがフィーチャーされている。このバージョンはこの曲の最も成功したカバーとなり、1980年の春にビルボードのホット100チャートで最高8位に、キャッシュボックスのトップ100チャートでは最高9位を記録した[3]

その他のバージョン

この曲は以下のアーティストに寄ってもカバーされている:

脚注

  1. ^ http://www.45cat.com/record/dcp1128
  2. ^ Steve Huey. “Little Anthony & the Imperials Biography & Awards”. Billboard. 2009年11月7日閲覧。 “The Imperials' streak of good fortune continued with the equally dramatic ballad "Hurt So Bad," another Top Ten hit that also became their second R&B Top Fiver in 1965.”
  3. ^ “Linda Ronstadt - Chart history”. Billboard. 2016年10月16日閲覧。
  4. ^ William Ruhlmann. “Hurt So Bad”. Allmusic. 2009年11月7日閲覧。 “The Lettermen, who had previously covered "Goin' out of My Head," revived it in 1969 for a Top 20 hit; Jackie DeShannon combined it in a medley with "You Keep Me Hangin' On" that reached the charts in 1976.”
ストーン・ポニーズのアルバム
  • リンダ・ロンシュタット・アンド・ストーン・ポニーズ(英語版)
  • エヴァ―グリーンVol.2(英語版)
  • ストーン・ポニーズ&フレンズVol.3(英語版)
スタジオ・アルバム
  • ハンド・ソーン…ホーム・グローン(英語版)
  • シルク・パース(英語版)
  • リンダ・ロンシュタット(英語版)
  • ドント・クライ・ナウ
  • 『悪いあなた』
  • 『哀しみのプリズナー』
  • 風にさらわれた恋
  • 夢はひとつだけ
  • 『ミス・アメリカ』
  • 『激愛』
  • ゲット・クローサー
  • 『ホワッツ・ニュー』
  • ラッシュ・ライフ(英語版)
  • フォー・センティメンタル・リーズンズ(英語版)
  • ソングス・オブ・マイ・ファーザー (カンシオーネス・デ・ミ・パードレ)(英語版)
  • クライ・ライク・ア・レインストーム
  • マス・カンシオーネス(英語版)
  • 情熱(英語版)
  • ウィンター・ライト(英語版)
  • 『フィールズ・ライク・ホーム』
  • 愛の贈りもの(英語版)
  • 『夢見る頃を過ぎても』
  • ア・メリー・リトル・クリスマス(英語版)
  • ハミン・トゥ・マイセルフ(英語版)
コラボレーション
  • 『トリオ』
  • サンティアゴ(英語版)
  • トリオ2
  • 『ウェスターン・ウォール』
  • 新たなる旅立ち(英語版)
  • コンプリート・トリオ・コレクション(英語版)
コンピレーション
  • ディファレント・ドラム(英語版)
  • グレイテスト・ヒッツ(英語版)』}
  • グレイテスト・ヒッツVol.2(英語版)
  • ヴェリー・ベスト・オブ・リンダ・ロンシュタット(英語版)
  • 『Mi Jardin Azul: Las Canciones Favoritas』
  • デュエッツ(英語版)
ヒット・シングル
関連項目
  • Discography
  • 「ホーマーの新商売」(『ザ・シンプソンズ』)(英語版)
  • 『FM』(映画)(英語版)
  • 『ペンザンスの海賊』(映画)(英語版)
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