バートラム・バトログ

Bertram Batlogg

バートラムベルトラム)・バートロッグドイツ語: Bertram Batlogg1950年 - )は、オーストリア西部フォアアールベルク州ブルーデンツ(ドイツ語版)生まれの物理学者

超電導研究の大家として知られる。1997年にベルント・T・マティアス賞を受賞。

ベル研究所固体物理学部門責任者を務めた。ヘンドリック・シェーンの研究チームのリーダー[1]となり、その論文ほとんどすべての共著者に名を連ねた[2]

2000年9月から、スイス連邦工科大学チューリッヒ校教授。

2002年にシェーンの研究が捏造されたものであることが発覚したが、調査委員会に対し「自分は上司でなく対等な関係の共同研究者であり、シェーンの捏造に対しなすすべがなかった」旨弁明、処分の対象とはならなかった[3]

脚注

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  1. ^ 村松秀『論文捏造』中央公論新社、2006年9月、p.21
  2. ^ 田隅三生 これからの科学研究と論文捏造 (2009/03/22)
  3. ^ 第6回「学問と社会のあり方」研究会記録 2007年10月18日 (PDF) 総合地球環境学研究所

外部リンク

  • Bertram Batlogg - スイス連邦工科大学チューリッヒ校公式ウェブサイト研究者検索(ドイツ語)
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