バーネット・ガフィ

バーネット・ガフィ
Burnett Guffey

生年月日

(1905-05-26) 1905年 5月26日

没年月日

(1983-05-26) 1983年 5月26日（78歳没）

出生地

アメリカ合衆国テネシー州デル・リオ

死没地

アメリカ合衆国カリフォルニア州ゴリータ

職業

撮影監督

受賞
アカデミー賞
撮影賞（白黒） 1953年『地上より永遠に』撮影賞 1967年『俺たちに明日はない』
その他の賞

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バーネット・ガフィ（Burnett Guffey, A.S.C. 1905年 5月26日 - 1983年 5月30日）は、アメリカ合衆国の撮影監督である^[1]。

『地上より永遠に』（1953年）と『俺たちに明日はない』（1967年）でアカデミー撮影賞を受賞した。

キャリア

1923年にジョン・フォードの西部劇『アイアン・ホース』でカメラ・アシスタントとしてキャリアが始まる。1927年にフェイマス・プレイヤー＝ラスキー・スタジオに雇われ、1928年から1943年までそこでカメラオペレーターを務める。1944年にはコロンビアピクチャーズで撮影監督として雇われる^[2]^[3]。

1957年から58年には全米撮影監督協会の会長を務めた。

映画評論家のスペンサー・セルビーによると、ガフィは『孤独な場所で』（1950年）を含む20本ものフィルムノワール作品の撮影監督を務めた^[4]^[5]。

フィルモグラフィ

Love Over Night (1928)
Fairways and Foul (1929)
Tahiti Nights (1944)
The Unwritten Code (1944)
Kansas City Kitty (1944)
The Soul of a Monster (1944)
U-Boat Prisoner (1944)
Sailor's Holiday (1944)
My Name Is Julia Ross (1945)
The Girl of the Limberlost (1945)
The Gay Senorita (1945)
The Blonde from Brooklyn (1945)
Eve Knew Her Apples (1945)
I Love a Mystery (1945)
Eadie Was a Lady (1945)
Gallant Journey (1946)
So Dark the Night (1946)
Night Editor (1946)
A Bird in the Head (1946)
The Notorious Lone Wolf (1946)
Meet Me on Broadway (1946)
A Close Call for Boston Blackie (1946)
The Fighting Guardsman (1946)
Framed (1947)
Johnny O'Clock (1947)
The Gallant Blade (1948)
スクリーン・スナップショット: Smiles and Styles (1948)
スクリーン・スナップショット: Photoplay Gold Medal Awards (1948)
The Sign of the Ram (1948)
To the Ends of the Earth (1948)
And Baby Makes Three (1949)
オール・ザ・キングスメン All the King's Men (1949)
無謀な瞬間 The Reckless Moment (1949)
秘密調査員 The Undercover Man (1949)
暗黒への転落 Knock on Any Door (1949)
Emergency Wedding (1950)
Convicted (1950)
孤独な場所で In a Lonely Place (1950)
Father Is a Bachelor (1950)
The Family Secret (1951)
Two of a Kind (1951)
モロッコ慕情 Sirocco (1951)
Assignment: Paris (1952)
The Sniper (1952)
Scandal Sheet (1952)
地上より永遠に From Here to Eternity (1953)
The Last Posse (1953)
The Bamboo Prison (1954)
地獄の掟 Private Hell 36 (1954)
仕組まれた罠 Human Desire (1954)
やさしい狼犬部隊 Three Stripes in the Sun (1955)
教会に鐘は鳴る Count Three and Pray (1955)
消された証人 Tight Spot (1955)
欲望の谷 The Violent Men (1955)
Storm Center (1956)
殴られる男 The Harder They Fall (1956)
不沈母艦サラトガ Battle Stations (1956)
Decision at Sundown (1957)
The Brothers Rico (1957)
The Strange One (1957)
夕暮れのとき Nightfall (1957)
ダニー・ケイの戦場のドン・キホーテ Me and the Colonel (1958)
Screaming Mimi (1958)
The True Story of Lynn Stuart (1958)
グランド・キャニオンの対決 Edge of Eternity (1959)
コルドラへの道 They Came to Cordura (1959)
Gidget (1959)
Let No Man Write My Epitaph (1960)
戦場よ永遠に Hell to Eternity (1960)
戦略爆破部隊 The Mountain Road (1960)
Mr. Sardonicus (1961)
第三の犯罪 Homicidal (1961)
嬉し泣き Cry for Happy (1961)
恋のKOパンチ Kid Galahad (1962)
終身犯 Birdman of Alcatraz (1962)
ちょっとご主人貸して Good Neighbor Sam (1964)
あしやからの飛行 Flight from Ashiya (1964)
キング・ラット King Rat (1965)
サイレンサー/沈黙部隊 The Silencers (1966)
サイレンサー第3弾/待伏部隊 The Ambushers (1967)
俺たちに明日はない Bonnie and Clyde (1967)
努力しないで出世する方法 How to Succeed in Business Without Really Trying (1967)
汚れた七人 The Split (1968)
シャイヨの伯爵夫人 The Madwoman of Chaillot (1969)
レモンのゆううつ Some Kind of a Nut (1969)
知恵の木 The Learning Tree (1969)
Where It's at (1969)
怒りを胸にふり返れ! Halls of Anger (1970)
ボクサー The Great White Hope (1970)
戦争ゲーム Suppose They Gave a War and Nobody Came (1970)
The Steagle (1971)

受賞・ノミネート

賞	年	部門	作品名	結果
アカデミー賞	1953年	撮影賞（白黒）	地上より永遠に	受賞
	1956年		殴られる男	ノミネート
	1962年		終身犯	ノミネート
	1965年		キング・ラット	ノミネート
	1967年	撮影賞	俺たちに明日はない	受賞
ゴールデングローブ賞	1949年	撮影賞	オール・ザ・キングスメン	ノミネート

参考文献

^ Burnett Guffey - IMDb（英語）
^ Burnett Guffey - オールムービー（英語）.
^ * Steeman, Albert. Internet Encyclopedia of Cinematographers, "Burnett Guffey page," Rotterdam, The Netherlands, 2007. Last accessed: January 2, 2008.
^ Selby, Spencer. Dark City: The Film Noir, page 239, 1984. Jefferson, NC: McFarland & Company, Inc., Publishers.
^ American Society of Cinematographers Archived 2007年7月15日, at the Wayback Machine.. "Lonely America: The Noir Cinematography of Burnett Guffey ASC," 2007. Last accessed: January 2, 2007.

外部リンク

バーネット・ガフィ - allcinema
バーネット・ガフィ - KINENOTE
Burnett Guffey - IMDb（英語）
Burnett Guffey - オールムービー（英語）
Burnett Guffey - TCM Movie Database（英語）

表話編歴アカデミー撮影賞
1928–1940	チャールズ・ロッシャー&カール・ストラス（1928）クライド・デ・ヴィンナ（1929）ジョセフ・ラッカー&ウィラード・ヴァンダーヴィーア（1930）フロイド・クロスビー（1931）リー・ガームス（1932）チャールズ・ラング（1933）ヴィクター・ミルナー（1934）ハル・モーア（1935）トニー・ゴーディオ（1936）カール・フロイント（1937）ジョセフ・ルッテンバーグ（1938）グレッグ・トーランド / アーネスト・ホーラー&レイ・レナハン（1939）ジョージ・バーンズ / ジョージ・ペリナル（1940）
1941–1960	アーサー・C・ミラー / アーネスト・パーマー（1941）ジョセフ・ルッテンバーグ / レオン・シャムロイ（1942）アーサー・C・ミラー / ハル・モーア（1943）ジョセフ・ラシェル / レオン・シャムロイ（1944）ハリー・ストラドリング / レオン・シャムロイ（1945）アーサー・C・ミラー / チャールズ・ロッシャー&レナード・スミス&アーサー・アーリング（1946）ガイ・グリーン / ジャック・カーディフ（1947）ウィリアム・H・ダニエルズ / ジョセフ・A・ヴァレンタイン&ウィリアム・V・スコール&ウィントン・ホック（1948）ポール・ヴォーゲル / ウィントン・ホック（1949）ロバート・クラスカー / ロバート・サーティース（1950）ウィリアム・C・メラー / アルフレッド・ジルクス&ジョン・アルトン（1951）ロバート・サーティース / ウィントン・ホック&アーチー・スタウト（1952）バーネット・ガフィ / ロイヤル・グリッグス（1953）ボリス・カウフマン / ミルトン・R・クラスナー（1954）ジェームズ・ウォン・ハウ / ロバート・バークス（1955）ジョセフ・ルッテンバーグ / ライオネル・リンドン（1956）ジャック・ヒルデヤード（1957）サム・リーヴィット / ジョセフ・ルッテンバーグ（1958）ウィリアム・C・メラー / ロバート・サーティース（1959）フレディ・フランシス / ラッセル・メティ（1960）
1961–1980	オイゲン・シュフタン / ダニエル・L・ファップ（1961）ジャン・ブールゴワン&ワルター・ウォティッツ / フレディ・ヤング（1962）ジェームズ・ウォン・ハウ / レオン・シャムロイ（1963）ウォルター・ラサリー / ハリー・ストラドリング（1964）アーネスト・ラズロ / フレディ・ヤング（1965）ハスケル・ウェクスラー / テッド・ムーア（1966）バーネット・ガフィ（1967）パスクァリーノ・デ・サンティス（1968）コンラッド・L・ホール（1969）フレディ・ヤング（1970）オズワルド・モリス（1971）ジェフリー・アンスワース（1972）スヴェン・ニクヴィスト（1973）フレッド・J・コーネカンプ&ジョセフ・F・バイロック（1974）ジョン・オルコット（1975）ハスケル・ウェクスラー（1976）ヴィルモス・スィグモンド（1977）ネストール・アルメンドロス（1978）ヴィットリオ・ストラーロ（1979）ジェフリー・アンスワース&ギスラン・クロケ（1980）
1981–2000	ヴィットリオ・ストラーロ（1981）ビリー・ウィリアムズ&ロニー・テイラー（1982）スヴェン・ニクヴィスト（1983）クリス・メンゲス（1984）デヴィッド・ワトキン（1985）クリス・メンゲス（1986）ヴィットリオ・ストラーロ（1987）ピーター・ビジウ（1988）フレディ・フランシス（1989）ディーン・セムラー（1990）ロバート・リチャードソン (1991) フィリップ・ルースロ（1992）ヤヌス・カミンスキー（1993）ジョン・トール（1994）ジョン・トール（1995）ジョン・トール（1996）ラッセル・カーペンター（1997）ヤヌス・カミンスキー（1998）コンラッド・L・ホール（1999）ピーター・パウ（2000）
2001–2020	アンドリュー・レスニー（2001）コンラッド・L・ホール（2002）ラッセル・ボイド（2003）ロバート・リチャードソン（2004）ディオン・ビーブ（2005）ギレルモ・ナヴァロ（2006）ロバート・エルスウィット（2007）アンソニー・ドッド・マントル（2008）マウロ・フィオーレ（2009）ウォーリー・フィスター（2010）ロバート・リチャードソン（2011）クラウディオ・ミランダ（2012）エマニュエル・ルベツキ（2013）エマニュエル・ルベツキ（2014）エマニュエル・ルベツキ（2015）リヌス・サンドグレン（2016）ロジャー・ディーキンス（2017）アルフォンソ・キュアロン（2018）ロジャー・ディーキンス（2019）エリック・メッサーシュミット（2020）
2021–現在	グリーグ・フレイザー（2021）ジェームズ・フレンド（英語版）（2022）ホイテ・ヴァン・ホイテマ（2023）

典拠管理データベース
全般	FAST ISNI VIAF
国立図書館	スペインフランス BnF data ドイツイタリアイスラエルアメリカチェコポーランド
人物	ドイッチェ・ビオグラフィー
その他	IdRef

表話編歴アカデミー撮影賞
1928–1940	チャールズ・ロッシャー&カール・ストラス（1928）クライド・デ・ヴィンナ（1929）ジョセフ・ラッカー&ウィラード・ヴァンダーヴィーア（1930）フロイド・クロスビー（1931）リー・ガームス（1932）チャールズ・ラング（1933）ヴィクター・ミルナー（1934）ハル・モーア（1935）トニー・ゴーディオ（1936）カール・フロイント（1937）ジョセフ・ルッテンバーグ（1938）グレッグ・トーランド / アーネスト・ホーラー&レイ・レナハン（1939）ジョージ・バーンズ / ジョージ・ペリナル（1940）
1941–1960	アーサー・C・ミラー / アーネスト・パーマー（1941）ジョセフ・ルッテンバーグ / レオン・シャムロイ（1942）アーサー・C・ミラー / ハル・モーア（1943）ジョセフ・ラシェル / レオン・シャムロイ（1944）ハリー・ストラドリング / レオン・シャムロイ（1945）アーサー・C・ミラー / チャールズ・ロッシャー&レナード・スミス&アーサー・アーリング（1946）ガイ・グリーン / ジャック・カーディフ（1947）ウィリアム・H・ダニエルズ / ジョセフ・A・ヴァレンタイン&ウィリアム・V・スコール&ウィントン・ホック（1948）ポール・ヴォーゲル / ウィントン・ホック（1949）ロバート・クラスカー / ロバート・サーティース（1950）ウィリアム・C・メラー / アルフレッド・ジルクス&ジョン・アルトン（1951）ロバート・サーティース / ウィントン・ホック&アーチー・スタウト（1952）バーネット・ガフィ / ロイヤル・グリッグス（1953）ボリス・カウフマン / ミルトン・R・クラスナー（1954）ジェームズ・ウォン・ハウ / ロバート・バークス（1955）ジョセフ・ルッテンバーグ / ライオネル・リンドン（1956）ジャック・ヒルデヤード（1957）サム・リーヴィット / ジョセフ・ルッテンバーグ（1958）ウィリアム・C・メラー / ロバート・サーティース（1959）フレディ・フランシス / ラッセル・メティ（1960）
1961–1980	オイゲン・シュフタン / ダニエル・L・ファップ（1961）ジャン・ブールゴワン&ワルター・ウォティッツ / フレディ・ヤング（1962）ジェームズ・ウォン・ハウ / レオン・シャムロイ（1963）ウォルター・ラサリー / ハリー・ストラドリング（1964）アーネスト・ラズロ / フレディ・ヤング（1965）ハスケル・ウェクスラー / テッド・ムーア（1966）バーネット・ガフィ（1967）パスクァリーノ・デ・サンティス（1968）コンラッド・L・ホール（1969）フレディ・ヤング（1970）オズワルド・モリス（1971）ジェフリー・アンスワース（1972）スヴェン・ニクヴィスト（1973）フレッド・J・コーネカンプ&ジョセフ・F・バイロック（1974）ジョン・オルコット（1975）ハスケル・ウェクスラー（1976）ヴィルモス・スィグモンド（1977）ネストール・アルメンドロス（1978）ヴィットリオ・ストラーロ（1979）ジェフリー・アンスワース&ギスラン・クロケ（1980）
1981–2000	ヴィットリオ・ストラーロ（1981）ビリー・ウィリアムズ&ロニー・テイラー（1982）スヴェン・ニクヴィスト（1983）クリス・メンゲス（1984）デヴィッド・ワトキン（1985）クリス・メンゲス（1986）ヴィットリオ・ストラーロ（1987）ピーター・ビジウ（1988）フレディ・フランシス（1989）ディーン・セムラー（1990）ロバート・リチャードソン (1991) フィリップ・ルースロ（1992）ヤヌス・カミンスキー（1993）ジョン・トール（1994）ジョン・トール（1995）ジョン・トール（1996）ラッセル・カーペンター（1997）ヤヌス・カミンスキー（1998）コンラッド・L・ホール（1999）ピーター・パウ（2000）
2001–2020	アンドリュー・レスニー（2001）コンラッド・L・ホール（2002）ラッセル・ボイド（2003）ロバート・リチャードソン（2004）ディオン・ビーブ（2005）ギレルモ・ナヴァロ（2006）ロバート・エルスウィット（2007）アンソニー・ドッド・マントル（2008）マウロ・フィオーレ（2009）ウォーリー・フィスター（2010）ロバート・リチャードソン（2011）クラウディオ・ミランダ（2012）エマニュエル・ルベツキ（2013）エマニュエル・ルベツキ（2014）エマニュエル・ルベツキ（2015）リヌス・サンドグレン（2016）ロジャー・ディーキンス（2017）アルフォンソ・キュアロン（2018）ロジャー・ディーキンス（2019）エリック・メッサーシュミット（2020）
2021–現在	グリーグ・フレイザー（2021）ジェームズ・フレンド（英語版）（2022）ホイテ・ヴァン・ホイテマ（2023）

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