パップス

Mathematicae collectiones, 1660

アレキサンドリアのパップスPappus of Alexandria)はアレキサンドリア生まれのエジプトの数学者。4世紀の前半に活躍した。

彼はギリシャ数学を幅広く渉猟し、その技法を修得して8巻に及ぶ数学上の著作を残した。彼はその第七巻において、パップス=ギュルダンの定理と呼ばれる定理を証明しているが、これは後世の数学者に大きな影響を与えた。その他、射影幾何学におけるパップスの定理(パップスの六角形定理(英語版))など平面幾何学のいくつかの定理に彼の名前が残っている。

三角形の中線定理パップスの中線定理と知られているが、実はこれはアポロニウスの定理である。

関連文献

  • トーマス・リトル・ヒース(英語版)『復刻版 ギリシア数学史』平田寛菊池俊彦大沼正則 訳、共立出版、1998年5月。ISBN 978-4-320-01588-3。http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320015883 

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