パラリンピック殿堂

パラリンピック殿堂（パラリンピックでんどう、Paralympic Hall of Fame）は、優れた競技能力を発揮し、フェアプレー精神で貢献した選手・監督を表彰するために国際パラリンピック委員会（IPC）が2006年に制定した仮想の殿堂[1]。

概要

2010年からVISAが後援している[2]。各国の国内パラリンピック委員会、国際障害者スポーツ組織等による推薦が行われ、IPC理事会が受賞者を決定する。2年に1回発表され、受賞者の発表は当該年のパラリンピックの開幕前に発表される。殿堂はインターネット上の仮想の殿堂であるとされる[1]。

歴代受賞者

2006年[2]
  • フィンランドの旗 ユーコ・グリップ（英語版）
  • スウェーデンの旗 ウラ・レンバル（英語版）（コーチ）
  • ドイツの旗 アネミー・シュナイダー（英語版）
2008年[2]
  • デンマークの旗 コニー・ハンセン（英語版）
  • ドイツの旗 クラウディア・ヘングスト（英語版）
  • オーストラリアの旗 ピーター・ホーマン（英語版）
  • カナダの旗 アンドレ・ヴィガー（英語版）
  • オーストラリアの旗 ケビン・マッキントッシュ（英語版）（コーチ）
2010年[2]
  • フィンランドの旗 ターニャ・カリ（英語版）
  • アメリカ合衆国の旗 クリス・ワデル（英語版）
  • ドイツの旗 Rolf Hettich（コーチ）
2012年
  • オーストラリアの旗 ルイーズ・ソヴァージュ（英語版）
  • アメリカ合衆国の旗 トリシャ・ツォルン（英語版）
  • イタリアの旗 ロベルト・マルソン（英語版）
  • オーストラリアの旗 フランク・ポンタ（英語版）
  • イギリスの旗 クリス・ホームズ（英語版）
2014年[3]
2016年[4]

脚注

  1. ^ a b “Hall of Fame - About”. 国際パラリンピック委員会. 2022年2月2日閲覧。
  2. ^ a b c d “Visa Sponsors Third Paralympic Hall of Fame Induction”. 国際パラリンピック委員会 (2010年3月4日). 2022年2月2日閲覧。
  3. ^ “Inductees 2014”. IPC. 2015年9月5日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ “IPC announces 2016 Visa Paralympic Hall of Fame inductees”. 国際パラリンピック委員会 (2016年8月16日). 2022年2月2日閲覧。

外部リンク

  • Hall of Fame - About （国際パラリンピック委員会）
  • Paralympic Hall of Fame （国際パラリンピック委員会（旧サイト））
  • 表
  • 話
  • 編
  • 歴
夏季大会
  • ローマ（1960）
  • 東京（1964）
  • ラマットガン（1968）
  • ハイデルベルク（1972）
  • トロント（1976）
  • アーネム（1980）
  • ニューヨーク・アイレスベリー（1984）
  • ソウル（1988）
  • バルセロナ（1992）
  • アトランタ（1996）
  • シドニー（2000）
  • アテネ（2004）
  • 北京（2008）
  • ロンドン（2012）
  • リオデジャネイロ（2016）
  • 東京（2020）注1
  • パリ (2024)注2
  • ロサンゼルス (2028)注2
  • ブリスベン (2032)注2
    • 冬季大会

    注1：2021年に延期、注2：開催予定の大会

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