ピート・オーア

ピート・オーア
*Pete Orr*
基本情報
フィラデルフィア・フィリーズ時代 (2011年9月15日)
国籍	カナダ
出身地	オンタリオ州リッチモンドヒル
生年月日	(1979-06-08) 1979年 6月8日（44歳）
身長体重	6' 1" ＝約185.4 cm 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	内野手
プロ入り	1999年
初出場	2005年4月5日
最終出場	2013年9月26日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
ニューマーケット高等学校カルベストン・カレッジアトランタ・ブレーブス (2005 - 2007) ワシントン・ナショナルズ (2008 - 2009) フィラデルフィア・フィリーズ (2011 - 2013)
国際大会
代表チーム	カナダ
五輪	2004年
WBC	2006年、2009年、2013年、2017年
プレミア12	2015年
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獲得メダル
男子野球
カナダ
パンアメリカン競技大会
金	2015	野球

ピーターソン・トーマス・オーア（Peterson Thomas Orr, 1979年 6月8日 - ）は、カナダ連邦オンタリオ州リッチモンドヒル出身の元プロ野球選手（内野手）。右投左打。

2015年パンアメリカン競技大会では、ピーター・オーアと表記された^[1]。

経歴

プロ入り前

オンタリオ州のニューマーケットにあるニューマーケット高校を卒業後^[2]、テキサス州のガルベストンにある、ガルベストン大学に進学。1998年には、テキサス・レンジャーズに39巡目（全体1187位）で指名されたが契約しなかった。

ブレーブス時代

1999年7月3日にドラフト外でアトランタ・ブレーブスと契約^[3]。

2005年 4月5日にメジャーデビューを果たした。

2006年開幕前の1月16日に第1回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のカナダ代表に選出された^[4]。

2007年11月20日にDFAになった。11月28日に解雇された。

ナショナルズ時代

2008年1月10日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。10月29日にFAとなったが、11月20日に再契約した。

2009年開幕前の3月に開催された第2回WBCのカナダ代表に選出され^[5]、2大会連続2度目の選出を果たした。

シーズンでは開幕からマイナーで過ごしていたものの、8月28日にナイジャー・モーガンの故障によりメジャーに復帰した^[6]。

フィリーズ時代

2010年11月3日にフィラデルフィア・フィリーズと契約を結んだ。

2011年10月18日にFAになるも、11月3日にマイナー契約で再契約した。

2012年は開幕ロースターに入り、35試合に出場して打率.315、0本塁打、7打点の成績だった。

2013年1月17日に第3回WBC本戦のカナダ代表が発表され^[7]、3大会連続3度目の選出をされた^[8]^[9]。3月9日のメキシコ戦では、乱闘を起こし退場になった^[10]。この年はフィリーズで15試合に出場したが、オフの10月7日にFAとなった^[11]。

ブルワーズ傘下時代

2014年1月27日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。この年はAAA級ナッシュビル・サウンズで113試合に出場して、打率.301、4本塁打、41打点の成績を残したが、メジャー昇格の機会はなかった。11月7日にマイナー契約で再契約を結んだ^[11]。

2015年6月17日に2015年パンアメリカン競技大会の男子野球カナダ代表に選出された^[12]。同大会では2大会連続2度目の優勝を果たし、金メダルを獲得した^[13]。オフの10月20日に第1回WBSCプレミア12のカナダ代表に選出された^[14]。この年はAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで103試合に出場して、打率.303、2本塁打、46打点の成績を残したが、2年続けてメジャー昇格の機会はなかった。

ブルワーズ退団後

2016年はいずれの球団にも所属せず、4月11日にジャスティン・モルノーと共にU-18カナダ代表のスプリングトレーニングでゲストコーチを務めた^[15]。

2017年 2月8日に第4回WBCのカナダ代表に選出され、4大会連続4度目の選出を果たした^[16]。

現役引退後

現役引退後はブルワーズのスカウトに就任した^[17]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2005	ATL	112	162	150	32	45	8	1	1	58	8	7	1	5	0	6	0	1	23	2	.300	.331	.387	.718
2006		102	164	154	22	39	3	4	1	53	8	2	4	5	0	5	1	0	30	1	.253	.277	.344	.621
2007		57	69	65	11	13	1	0	0	14	2	1	0	1	0	3	0	0	14	1	.200	.235	.215	.451
2008	WSH	49	79	75	10	19	2	1	0	23	7	1	0	1	0	2	0	1	16	0	.253	.282	.307	.589
2009	WSH	27	81	75	5	19	2	1	1	26	10	2	1	0	3	3	0	0	15	0	.253	.272	.347	.618
2011	PHI	46	104	96	7	21	3	0	0	24	4	3	0	0	0	6	2	2	19	0	.219	.279	.250	.529
2012		35	57	54	6	17	5	1	0	24	7	3	1	2	0	1	0	0	18	0	.315	.327	.444	.772
2013		15	22	20	1	4	0	0	0	4	0	0	0	0	0	2	0	0	8	0	.200	.273	.200	.473
MLB：8年		443	738	689	94	177	24	8	3	226	46	19	7	14	3	28	3	4	143	4	.257	.289	.328	.617

背番号

4 (2005年 - 2008年)
24 (2009年)
5 (2011年)
4 (2012年)
12 (2013年)

代表歴

脚注

^ Baseball - Athlete Profile　ORR Peter Toronto2015 Pan Am/Parapan Am （英語） 2015年7月20日閲覧
^ http://www.yorkregion.com/article/88629
^ http://www.baseball-reference.com/players/o/orrpe01.shtml　Baseball-Reference.com. Retrieved April 1, 2011.
^ Canada names first 23 players to World Baseball Classic Roster Baseball Canada （英語） (2006年1月16日) 2017年7月1日閲覧
^ “2009 Rosters” (英語). The official site of World Baseball Classic. 2012年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月19日閲覧。
^ “Nats put Morgan on DL, promote Orr Center fielder fractured left wrist stealing a base Thursday”. nationals.com (2009年8月28日). 2009年8月30日閲覧。
^ Hardy, Richmond, Tosoni, Taillon added to WBC Provisional Roster Baseball Canada （英語） (2013年1月17日) 2015年2月20日閲覧
^ 2013 World Baseball Classic Provisional Roster Baseball Canada （英語） 2015年2月20日閲覧
^ “2013 Tournament Roster” (英語). The official site of World Baseball Classic. 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月20日閲覧。
^ Benches clear after Canada-Mexico plunking^{[リンク切れ]}
^ ^a ^b MLB公式プロフィール参照。2022年4月16日閲覧。
^ CANADIAN MEN'S BASEBALL TEAM NOMINATED FOR TORONTO 2015 PAN AM GAMES Baseball Canada （英語） (2015年6月17日) 2015年7月20日閲覧
^ Costly errors sink U.S., Canada wins Pan Am baseball gold in wild final^{[リンク切れ]} Toronto2015 Pan Am/Parapan Am （英語） (2015年7月19日) 2016年4月8日閲覧
^ Baseball Canada announces roster for inaugural Premier12™ Baseball Canada （英語） (2015年10月20日) 2015年10月24日閲覧
^ Baseball Canada Announces 2016 Junior National Team Extended Spring Training Roster Baseball Canada （英語） (2016年4月11日) 2016年7月3日閲覧
^ Canada roster announced for 2017 World Baseball Classic Baseball Canada （英語） (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧
^ Alexis Brudnicki (2020年6月17日). “Life of a scout: Former MLB player Pete Orr”. MLB.com. 2022年4月16日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Pete Orr stats MiLB.com （英語）
Baseball - Athlete Profile　ORR Peter Toronto2015 Pan Am/Parapan Am （英語）

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野球カナダ代表

表話編歴野球カナダ代表 - 2004 アテネ五輪
監督	12 アーニー・ウィット
コーチ	7 マーティ・レーン 10 グレッグ・ハミルトン 21 ティム・リーパー 42 デニス・ブーシェ
投手	14 フィル・デベイ 24 ショーン・ヒル 25 マイク・ジョンソン 29 ジェイソン・ディクソン 31 アーロン・マイエット 32 マイク・クシーウィッチ 34 クリス・ベッグ 36 ポール・スポルジャーリック 37 エリック・カー 38 ジョン・オギルトリー 40 クリス・ミアーズ
捕手	28 アンディ・スチュワート 30 ピート・ラフォレスト
内野手	4 ピート・オーア 11 スタッビー・クラップ 16 ケビン・ニコルソン 17 ダニー・クラッセン 20 トッド・ベッツ 33 サイモン・ポンド
外野手	2 ロブ・デューシー 19 アダム・スターン 26 ジェルミー・ウェア 27 ジェフ・ガイエル 35 ライアン・ラドマノビッチ

WBCカナダ代表

表話編歴野球カナダ代表 - 2006 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	アーニー・ウィット
コーチ	デニス・ブーシェティム・リーパーロブ・デューシーラリー・ウォーカートミー・クレイグ
投手	15 マイク・マイヤーズ 20 アダム・ローウェン 22 エリック・カー 24 スティーブ・グリーン 26 ジェフ・フランシス 28 ジェシー・クレイン 31 アーロン・マイエット 32 ビンス・パーキンス 34 クリス・リーツマ 35 クリス・ベッグ 36 スコット・マシソン 37 レアール・コーミエ 48 ポール・クアントリル 49 エリック・ベダード
捕手	8 クリス・ロビンソン 17 マックス・サンピエール 39 ピート・ラフォレスト
内野手	3 マット・ロジェルスタッド 4 ピート・オーア 11 スタッビー・クラップ 16 ケビン・ニコルソン 27 ジャスティン・モルノー 47 コーリー・コスキー 50 スコット・ソーマン
外野手	7 アダム・スターン 12 マット・ステアーズ 18 セバスチャン・ボウチャー 19 ライアン・ラドマノビッチ 38 ジェイソン・ベイ 45 アーロン・ガイエル

表話編歴野球カナダ代表 - 2009 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	21 アーニー・ウィット
コーチ	3 ラリー・ウォーカー 49 ポール・クアントリル 42 デニス・ブーシェ 34 ティム・リーパー 27 グレッグ・ハミルトン 20 グレッグ・オハロラン
投手	17 フィリップ・オーモン 18 スコット・ダイアモンド 22 ブライアン・デュメスニル 23 デビッド・デビッドソン 25 マイク・ジョンソン 26 T.J.バートン 28 ジェシー・クレイン 31 スティーブ・グリーン 32 ビンス・パーキンス 35 クリス・ベッグ 36 ブルックス・マクニベン 48 スコット・リッチモンド 52 クリス・ラルー
捕手	1 ルーク・カーリン 5 ブレット・ロウリー 55 ラッセル・マーティン
内野手	4 ピート・オーア 11 スタッビー・クラップ 13 クリス・バーンウェル 19 ジョーイ・ボット 29 ショーン・ボウマン 33 ジャスティン・モルノー 47 コーリー・コスキー
外野手	7 アダム・スターン 8 ニック・ウェグラーズ 12 マット・ステアーズ 24 マーク・ティーエン 44 ジェイソン・ベイ

野球カナダ代表 - 2013 ワールド・ベースボール・クラシック

監督

21 アーニー・ウィット

コーチ

3 ラリー・ウォーカー
36 デニス・ブーシェ
8 グレッグ・ハミルトン
48 ポール・クアントリル
10 スタッビー・クラップ
34 ティム・リーパー

投手

捕手

30 クリス・ロビンソン
55 ジョン・スオミ

内野手

外野手

指名打者

14 ティム・スミス

予選ロースター
投手	27 アンドリュー・アルバース 15 ジェームズ・エイブリー 24 トム・ボレスカ 26 マーク・ハーディ 40 ショーン・ヒル 17 ジェイ・ジョンソン 25 マイク・ジョンソン 21 クリス・キスソック 38 トリスタン・マグナソン 16 シェルドン・マクドナルド 31 スコット・リッチモンド 35 R.J.スウィンドル 13 フィリップ・バリクィティー
捕手	22 ケリン・デグラン 28 コール・アームストロング 30 クリス・ロビンソン
内野手	4 ショーン・ジェミーソン 29 ジミー・ヴァン・オストランド 32 ショーン・ボウマン 37 ジョーダン・レナートン
外野手	7 スカイラー・ストロズモー 11 ジョナサン・マロ 14 ティム・スミス 18 ブロック・ケルガード 19 タイソン・ギリーズ 20 アダム・ローウェン 23 レーン・トソニ

表話編歴野球カナダ代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	アーニー・ウィット
コーチ	ラリー・ウォーカーデニス・ブーシェポール・クアントリルティム・リーパーグレッグ・ハミルトン
投手	16 ニック・ピベッタ 21 ライアン・ケロッグ 25 シェーン・ドーソン 27 アンドリュー・アルバース 35 ダスティン・モルケン 38 エリック・ガニエ 44 ローワン・ウィック 46 ライアン・デンプスター 47 スコット・マシソン 48 スコット・リッチモンド 50 ケビン・チャップマン 51 ジム・ヘンダーソン 59 ジェセン・テリエン 63 クリス・ラルー
捕手	22 ジョージ・コッタラス 24 マイク・リーブス
内野手	4 ピート・オーア 5 フレディ・フリーマン 11 ジョナサン・マロ 17 エリック・ウッド 26 ジェイミー・ロマック 32 ジョシュ・ネイラー 33 ジャスティン・モルノー 56 ダニエル・ピネロ
外野手	9 レーン・トソニ 13 タイラー・オニール 23 ドルトン・ポンペイ 30 マイケル・クルース

表話編歴野球カナダ代表 - 2015年パンアメリカン競技大会男子野球競技 1 金メダル
監督	12 アーニー・ウィット
コーチ	33 ラリー・ウォーカー 36 デニス・ブーシェ 11 スタッビー・クラップ 38 ポール・クアントリル 8 グレッグ・ハミルトン
投手	27 アンドリュー・アルバース 47 フィリップ・オーモン 32 シェーン・ドーソン 55 ブロック・ダイクホーン 26 ジェフ・フランシス 40 ショーン・ヒル 52 クリス・ラルー 24 カイル・ロツカー 29 ジャレッド・モーテンセン 25 ジャスビール・ラッカー 48 スコット・リッチモンド 34 エバン・ラットキー
捕手	22 ケリン・デグラン 30 クリス・ロビンソン
内野手	4 ピート・オーア 21 ジェシー・ホッジス 15 ショーン・ジェイミソン 37 ジョーダン・レナートン 7 スカイラー・ストロズモー
外野手	19 タイソン・ギリーズ 18 ブロック・ケルガード 13 タイラー・オニール 14 ティム・スミス 23 レーン・トソニ

表話編歴野球カナダ代表 - 2015 WBSCプレミア12
監督	12 アーニー・ウィット
コーチ	33 ラリー・ウォーカー 36 デニス・ブーシェ 38 ポール・クアントリル 17 ロブ・デューシー 8 グレッグ・ハミルトン
投手	27 アンドリュー・アルバース 47 フィリップ・オーモン 26 スコット・ダイアモンド 28 イーサン・イライアス 32 シェーン・ドーソン 40 ショーン・ヒル 52 クリス・レルー 24 カイル・ロツカー 35 ダスティン・モルケン 29 ジャレッド・モーテンセン 25 ジャスビール・レッカー 48 スコット・リッチモンド 49 イーサン・スチュワート
捕手	22 ケリン・デグラン 34 ダスティン・ウル
捕手・内野手	21 ジャスティン・アトキンソン
内野手	8 テイラー・グリーン 15 ショーン・ジェイミソン 37 ジョーダン・レナートン 4 ピート・オーア 7 スカイラー・ストロズモー
外野手	19 タイソン・ギリーズ 18 ブロック・ケルガード 44 ガレス・モーガン 13 タイラー・オニール 23 レーン・トソニ