ブルガス

曖昧さ回避 この項目では、ブルガリアの都市について説明しています。トルコの競走馬については「ブルガス (競走馬)」をご覧ください。

座標: 北緯42度30分 東経27度28分 / 北緯42.500度 東経27.467度 / 42.500; 27.467

ブルガス
Бургас
ブルガスの市章
ブルガスの市章
ブルガスの位置(ブルガリア内)
ブルガス
ブルガス
ブルガリア内のブルガスの位置
 ブルガリア
州(オブラスト)ブルガス州
基礎自治体ブルガス
自治体全域の人口221484[1]
(2009年06月15日現在)
町の人口208529[2]
(2009年06月15日現在)
ナンバープレートA
標高30 m
標準時EETUTC+2
夏時間EESTUTC+3
市役所
アレクサンドロフスカ通り

ブルガスブルガリア語: Бурга̀с、ラテン文字転写:Burgas)は、ブルガリア黒海沿岸の都市。ソフィア、プロヴディフ、ヴァルナに次ぐ、四番目に人口の多い都市である。ブルガス州の州都であり、当地の工業と交通の拠点である。ブルガス国際空港は、ネセバル等の黒海沿岸のリゾート、景勝地への接続点となっている。

2006年9月の人口は205,821人。北緯42°30'、東経27°28'

歴史

ブルガスの前身となったのは、古代ギリシア都市のピルゴス(Πύργος)で、アポロニア(ソゾポル)からの入植者により建設された。この地のほかの重要な入植地(ネセバル)に対する軍事的な観測地としての目的であった。

今日のブルガスは、ピルゴスのほかに古代の3つの入植地、カスティアシオン、スカフィダ、ロソカストロンを含んでいる。

中世には、「ピルゴス」(塔の意)と呼ばれる小さな要塞が建てられ、監視塔として用いられた。17世紀になって「アヘロ・ピルガス」と呼ばれた入植地が現在の市域にまで広がった。のちに「ブルガス」と名前を変えたが、1878年オスマン帝国から解放されたときは、住人は約3000人で、ほとんどはギリシア人だった。

やがてブルガリアの黒海南岸における中心都市となり、産業と貿易が発展した。多くの石油化学会社が建てられた。塩と鉄も産出され海外に輸出された。

1903年には鉄道駅が開業し、市の発展に拍車がかかった。ほかのブルガリアの都市とは異なり、ブルガスは共産国的な都市開発の影響をあまり受けず、19世紀や20世紀初期の建築物を多く残している。

町村

ブルガス基礎自治体(Община Бургас)には、その中心であるブルガスをはじめ、以下の町村が存在している。

  • Банево(Banevo)
  • Братово(Bratovo)
  • Брястовец(Bryastovets)
  • Бургас(Burgas)
  • Българово(Balgarovo)
  • Ветрен(Vetren)
  • Димчево(Dimchevo)
  • Драганово(Draganovo)
  • Изворище(Izvorishte)
  • Маринка(Marinka)
  • Миролюбово(Mirolyubovo)
  • Равнец(Ravnets)
  • Рудник(Rudnik)
  • Твърдица(Tvarditsa)
  • Черно море(Cherno more)

姉妹都市

脚注

  1. ^Главна Дирекция - Гражданска Регистрация и Административно Обслужване (2009年6月15日). “Таблица на населението по постоянен и настоящ адрес” (ブルガリア語). 2009年7月30日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ブルガスに関連するカテゴリがあります。
  • WWW.BOURGAS.NET - 公式サイト(ブルガリア語、英語)
  • Atanasovo Lake | Ramsar
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 ブルガリア ブルガス州の基礎自治体