マイケル・ローゼンバウム

マイケル・ローゼンバウム
Michael Rosenbaum
マイケル・ローゼンバウム Michael Rosenbaum
ウィザード・ワールド・コミコン(シカゴ・コミコン)(英語版)で取材を受けるローゼンバウム
(2013年撮影)
本名 Michael Owen Rosenbaum
マイケル・オーウェン・ローゼンバウム
生年月日 (1972-07-11) 1972年7月11日(51歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国ニューヨーク州
オーシャン・サイド(英語版)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
民族 ドイツ系/ユダヤ系アメリカ人
職業 役者俳優声優
ジャンル テレビ・映画・アニメ
活動期間 1997年
主な作品
テレビドラマ
ヤング・スーパーマン
アニメ
『ジャスティス・リーグ』
『ティーン・タイタンズ』
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マイケル・オーウェン・ローゼンバウム英語: Michael Owen Rosenbaum、1972年7月11日 - )は、アメリカ合衆国俳優声優

アメコミ作品との関わりが深く、『ヤング・スーパーマン』でのレックス・ルーサー役やアニメ版『ジャスティス・リーグ』のフラッシュ役として知られる。

経歴

生い立ち

1972年7月11日ニューヨーク州オーシャン・サイド(英語版)に生まれ、インディアナ州で育った[1]。ローゼンバウム家はドイツ系アメリカ人の家系であり、またユダヤ系ドイツ人の移民者でもある。ローゼンバウム自身も都会のニューヨーク州から牧歌的なインディアナ州に移り住んでからはユダヤ教徒として信心深く生活していたという[2]。父マーク ・ローゼンバウム(Mark Rosenbaum)は薬剤師で、母ジュリー・ローゼンバウム(Julie Rosenbaum)は作家だった[3][4]。家族は両親以外に兄弟姉妹が複数おり、また両親が後に離婚してそれぞれが再婚した事から継父継母もいる[5]

インディアナ州ニューバーグの公立学校ジョン・H・キャッスル・ハイスクール(英語版)を経て、ケンタッキー州ボーリンググリーンに設置されているウェスタン・ケンタッキー州立大学(英語版)に入学した。大学時代は演劇を専攻する傍ら、学生団であるシグマ・アルファ・エプシロン(英語版)の支部に入会している。

俳優業

大学卒業後はニューヨーク州に戻って役者活動を続け、1997年からは幾つかの映画やドラマに脇役として出演するようになり、徐々に若手の個性派俳優として注目を受け始める。

2001年、クラーク・ケントの若き日を描いたヒーロードラマ『ヤング・スーパーマン』(原題:Smallville)で、宿敵であるレックス・ルーサー役として出演した。ローゼンバウムは作品中で原作のレックスと同じボールドヘアー(頭髪のない頭)として、髪を剃ったスキンヘッド状態で役を演じている。冷徹だが信義は守る若きレックスが、親友クラークとの愛憎を通じて徐々に「悪の天才」となっていく姿を熱演し、2002年にはサターン賞助演男優賞を受賞している。その後もシリーズが長期化する中でサターン賞やティーン・チョイス・アワードなどで幾度もノミネートを受けるなど、レックス・ルーサーのイメージに新風を吹き込む活躍を見せたが、第7シリーズをもって一度作品から降板している。2011年、『ヤング・スーパーマン』の最終シリーズでレックス・ルーサー役として再登場し、出世作となった作品の完結に花を添えた[6]

他に『ヤング・スーパーマン』出演中、俳優としてではなく声優として他のヒーロー作品と関わっている事でも知られている。2001年から2006年にかけて、ローゼンバウムはアニメ版『ジャスティス・リーグ』でフラッシュの声を担当し、2005年に放映された『ティーン・タイタンズ』でもキッド・フラッシュの声を受け持っている。2009年、『バットマン:ブレイブ&ボールド』でデッドマン役の声優として出演した。

現在もドラマや映画、アニメ作品への出演を続けており、2015年からはコメディドラマ(シットコム)の『Impastor(英語版)』で主人公のバディ役で出演している[7]

主な出演作品

ボールドヘアーのローゼンバウム(2006年)

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考
1997 真夜中のサバナ
Midnight in the Garden of Good and Evil
ジョージ・タッカー
1998 ルール
Urban Legend
パーカー・ライリー
2001 スウィート・ノベンバー
Sweet November
ブランドン
2002 女子寮潜入大作戦! ソロリティー・ボーイズ
Sorority Boys
アダム / アディナ
2003 女神が家にやってきた
Bringing Down the House
トッド
2005 ウェス・クレイヴン's カースド
Cursed
カイル クレジットなし
レーシング・ストライプス
Racing Stripes
ラフショッド 声の出演
2011 キリング・ショット
Catch.44
ブランドン
2012 HIT&RUN
Hit and Run
ギル
2017 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
Guardians of the Galaxy Vol. 2
マルティネックス

テレビシリーズ

放映年 邦題
原題
役名 備考
1999-2000 Zoe, Duncan, Jack and Jane ジャック・クーパー 24エピソード
2001-2011 ヤング・スーパーマン
Smallville
レックス・ルーサー 154エピソード
2005 フィラデルフィアは今日も晴れ
It's Always Sunny in Philadelphia
コリン 1エピソード
2011-2012 Breaking In ダッチ 8エピソード
2015–2016 Impastor バディ

テレビアニメ

  • バットマン・ザ・フューチャー Batman Beyond (1999-2001)
  • ジャスティス・リーグ Justice League (2001 -2004) - ウォーリー・ウェスト/ザ・フラッシュ
  • Justice League Unlimited (2004 -2006)
  • The Zeta Project (2001 - 2002)
  • Static Shock (2000 - 2004)
  • ジャッキー・チェン・アドベンチャー Jackie Chan Adventures (2004 - 2005) - ドラゴ
  • ティーン・タイタンズ Teen Titans (2005) - キッド・フラッシュ
  • Total Drama Island (2007 - 2008)
  • バットマン:ブレイブ&ボールド Batman: The Brave and the Bold (2009) - デッドマン

ビデオアニメ

ゲーム

出典

  1. ^ “Michael Rosenbaum Biography (1972-)” (2008年). 2009年2月4日閲覧。
  2. ^ Kraus, Haggay (2002年4月). “Smallville Interview”. 2012年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月4日閲覧。
  3. ^ http://www.tcm.com/tcmdb/person/523348%7C0/Michael-Rosenbaum/
  4. ^ http://evansville-courier.vlex.com/vid/matheny-fills-russa-big-shoes-cards-372911838
  5. ^ “アーカイブされたコピー”. 2014年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月31日閲覧。
  6. ^ Lynette Rice and James Hibberd (2011年2月11日). “'Smallville' scoop: Michael Rosenbaum will return for series finale”. ew.com. 2011年3月10日閲覧。
  7. ^ “Smallville's' Michael Rosenbaum to Star in TV Land Comedy 'Impastor”. The Hollywood Reporter. (2014年6月17日). http://www.hollywoodreporter.com/live-feed/smallvilles-michael-rosenbaum-star-tv-712649 

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、マイケル・ローゼンバウムに関連するメディアがあります。
  • マイケル・ローゼンバウム - IMDb(英語)
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サターン賞 テレビ助演男優賞
テレビ助演男優賞
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2023 - 2040年
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