マラソンマン

曖昧さ回避 この項目では、小説のマラソンマンについて説明しています。当作を原作とした映画作品のマラソンマンについては「マラソンマン (映画)」を、当作とは全く関連の無い「週刊少年マガジン」に連載された井上正治の漫画作品については「マラソンマン (漫画)」をご覧ください。

マラソンマン(Marathon Man)はウィリアム・ゴールドマン1974年に出版したサスペンス小説。続編に『ブラザーズ』がある。

あらすじ

アウシュヴィッツ強制収容所の元ナチス親衛隊の歯科医セル博士(現在ウルグアイ在住)が、必要があって米国の銀行から多量のダイヤモンドを内密に国外に持ち出そうとした。この試みは結果として秘密情報機関(暗号名「師団」)が関係したものであった。この企てに、コロンビア大学マッカーシズムを研究しているマラソン好きの大学院生・ベーブが巻き込まれていく。

映像化

1976年、ベーブ役をダスティン・ホフマン、そしてセル博士をローレンス・オリヴィエ主演で映画化された。オリヴィエはこの作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、同じジャンルでゴールデングローブ賞を授与された。詳細は『マラソンマン (映画)』を参照。  

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