ライジングリーズン
| ライジングリーズン | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
 花のみちステークス出走時 （2019年6月23日） | ||||||
| 欧字表記 | Rising Reason[1] | |||||
| 品種 | サラブレッド[1] | |||||
| 性別 | 牝[1] | |||||
| 毛色 | 青鹿毛[1] | |||||
| 生誕 | 2014年2月27日（10歳）[1] | |||||
| 抹消日 | 2019年8月8日[2] | |||||
| 父 | ブラックタイド[1] | |||||
| 母 | ジョウノファミリー[1] | |||||
| 母の父 | キングカメハメハ[1] | |||||
| 生国 |  日本（北海道日高町）[1] | |||||
| 生産者 | 三城牧場[1] | |||||
| 馬主 | 岡田牧雄（LEX PRO）[1] | |||||
| 調教師 | 奥村武（美浦）[1] | |||||
| 競走成績 | ||||||
| 生涯成績 | 15戦3勝[1] | |||||
| 獲得賞金 | 6913万4000円[1] | |||||
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ライジングリーズン（英:Rising Reason）[1]は、日本の競走馬・繁殖牝馬。主な勝ち鞍は、2017年のフェアリーステークス。
戦績
2015年の北海道サマーセールの1歳に上場され、510万円（税別）で取引される[1]。2016年9月24日、中山競馬場の新馬戦でデビューし、1着[3]。続くアルテミスステークスは13着に終わって2歳時を終える。
3歳を迎えた2017年は1月8日のフェアリーステークスから始動し、アエロリットなどをおさえて優勝、管理する奥村武に開業4年目での初タイトルをもたらした[4]。3月11日の桜花賞トライアル競走アネモネステークスでも、ディアドラを差し切って優勝[5][6]。本番の桜花賞は8着に終わり、以降は1600万下（3勝）クラスに降級しても成績が低迷、2019年8月3日の越後ステークス14着が最後のレースとなって8月8日に登録を抹消、引退後は北海道新ひだか町の岡田スタッドで、繁殖牝馬となった[2]。
- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ[7]
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離（馬場） | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ （人気） | 着順 | タイム （上がり3F） | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬（2着馬） | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.09.24 | 中山 | 2歳新馬 | 芝1600m（稍） | 16 | 3 | 5 | 005.00（2人） | 01着 | R1:36.0（34.7） | -0.1 | 0丸田恭介 | 54 | （ミステリーモリオン） | 472 | |
| 0000.10.29 | 東京 | アルテミスS | GIII | 芝1600m（良） | 18 | 4 | 7 | 068.0（12人） | 13着 | R1:37.1（34.5） | -1.6 | 0丸田恭介 | 54 | リスグラシュー | 472 |
| 2017.01.08 | 中山 | フェアリーS | GIII | 芝1600m（良） | 16 | 8 | 15 | 036.0（10人） | 01着 | R1:34.7（35.4） | -0.1 | 0丸田恭介 | 54 | （アエロリット） | 484 |
| 0000.03.11 | 中山 | アネモネS | OP | 芝1600m（良） | 16 | 7 | 14 | 003.10（1人） | 01着 | R1:34.7（35.1） | -0.1 | 0丸田恭介 | 54 | (ディアドラ) | 482 |
| 0000.04.09 | 阪神 | 桜花賞 | GI | 芝1600m（稍） | 17 | 1 | 2 | 047.20（9人） | 08着 | R1:35.2（35.6） | -0.7 | 0丸田恭介 | 55 | レーヌミノル | 482 |
| 0000.07.02 | 福島 | ラジオNIKKEI賞 | GIII | 芝1800m（良） | 12 | 5 | 5 | 007.90（5人） | 11着 | R1:48.0（36.3） | -1.4 | 0丸田恭介 | 55 | セダブリランテス | 488 |
| 0000.09.09 | 中山 | 紫苑S | GIII | 芝2000m（良） | 18 | 2 | 3 | 013.90（5人） | 05着 | R2:00.1（33.7） | -0.3 | 0丸田恭介 | 54 | ディアドラ | 482 |
| 2018.07.22 | 福島 | 福島テレビオープン | OP | 芝1800m（良） | 16 | 6 | 12 | 008.30（5人） | 14着 | R1:49.8（37.2） | -2.1 | 0丸田恭介 | 54 | マサハヤドリーム | 492 |
| 0000.09.29 | 中山 | ロードカナロアメモリアル | 1600万下 | 芝1600m（稍） | 11 | 8 | 11 | 015.40（5人） | 10着 | R1:36.1（36.9） | -2.3 | 0大野拓弥 | 55 | プロディガルサン | 484 |
| 0000.10.20 | 京都 | トルマリンS | 1600万下 | 芝1800m（良） | 9 | 2 | 2 | 050.70（8人） | 09着 | R1:48.5（36.8） | -2.1 | 0池添謙一 | 55 | ディメンシオン | 488 |
| 0000.12.08 | 中山 | アクアラインS | 1600万下 | ダ1200m（良） | 16 | 3 | 5 | 037.0（10人） | 05着 | R1:10.9（36.6） | -0.7 | 0大野拓弥 | 55 | クイーンズテソーロ | 490 |
| 2019.01.12 | 中山 | 初春S | 1600万下 | ダ1200m（良） | 16 | 4 | 8 | 034.70（7人） | 05着 | R1:11.0（36.3） | -0.1 | 0大野拓弥 | 53 | モアニケアラ | 498 |
| 0000.03.02 | 阪神 | 播磨S | 1600万下 | ダ1400m（稍） | 16 | 2 | 4 | 025.60（8人） | 15着 | R1:24.6（37.3） | -1.9 | 0A.シュタルケ | 55 | ファッショニスタ | 490 |
| 0000.06.23 | 阪神 | 花のみちS | 3勝 | ダ1200m（良） | 16 | 3 | 6 | 068.5（13人） | 11着 | R1:12.3（36.7） | -1.3 | 0丸山元気 | 55 | ハングリーベン | 492 |
| 0000.08.03 | 新潟 | 越後S | 3勝 | ダ1200m（良） | 15 | 3 | 5 | 086.0（13人） | 14着 | R1:12.1（36.6） | -1.5 | 0丸田恭介 | 53 | ストロベリームーン | 498 |
繁殖成績
| 馬名 | 生年 | 性 | 毛色 | 父 | 馬主 | 厩舎 | 戦績 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初仔 | キープライジング | 2021年 | 牝 | 黒鹿毛 | ブリックスアンドモルタル | 岡田牧雄 | 美浦・奥村武 | 3戦0勝（現役） |
| 2番仔 | ライジングリーズンの2022 | 2022年 | 牝 | 鹿毛 | エピファネイア | （デビュー前） | ||
| 3番仔 | ライジングリーズンの2023 | 2023年 | 牡 | 鹿毛 | ブリックスアンドモルタル | （デビュー前） |
- 2024年2月16日現在
血統表
| ライジングリーズンの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | サンデーサイレンス系/ヘイロー系 | [§ 2] | ||
父 ブラックタイド 2001 黒鹿毛 | 父の父 *サンデーサイレンス1986 青鹿毛 | Halo | Hail to Reason | |
| Cosmah | ||||
| Wishing well | Understanding | |||
| Mountain Flower | ||||
父の母 *ウインドインハーヘア1991 鹿毛 | Alzao | Lyphard | ||
| Lady Rebecca | ||||
| Burghclere | Busted | |||
| Highclere | ||||
母 ジョウノファミリー 2006 黒鹿毛 | キングカメハメハ 2001 鹿毛 | Kingmambo | Mr. Prospector | |
| Miesque | ||||
| *マンファス | *ラストタイクーン | |||
| Pilot Bird | ||||
母の母 エビスファミリー 1992 青鹿毛 | *ブライアンズタイム | Roberto | ||
| Kelley's Day | ||||
| エビスベローチェ | *ヴェンチア | |||
| ヤマユリ | ||||
| 母系(F-No.) | アストニシメント(GB)系(FN:7-c) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Hail to Reason 4×5=9.38% | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
- 半姉マオリオの産駒にスプリングステークス勝ち馬のビーアストニッシド。
- 母の半兄にマイルチャンピオンシップ南部杯3連覇などG1競走7勝を挙げたブルーコンコルド[11]。
- 5代母エベレストまで遡ると、スズパレードやチトセホープ、オフサイドトラップも近親にあたる。さらに牝系を遡ると、小岩井農場の基礎輸入牝馬の1頭であるアストニシメントにたどり着く。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “ライジングリーズン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年3月23日閲覧。
- ^ a b “【JRA】フェアリーS覇者ライジングリーズンが引退、岡田スタッドで繁殖入り”. netkeiba.com (Net Dreamers Co., Ltd.). (2019年8月7日). https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=158700 2020年3月23日閲覧。
- ^ “ライジングリーズンが差し切り新馬勝ち/中山新馬”. netkeiba.com (Net Dreamers Co., Ltd.). (2016年9月24日). https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=114114 2020年3月23日閲覧。
- ^ “【フェアリーS】10番人気ライジングリーズンG前強襲！奥村武師驚きの重賞初V”. デイリースポーツ. (2017年1月9日). https://www.daily.co.jp/horse/2017/01/09/0009813503.shtml 2020年3月23日閲覧。
- ^ “【アネモネS】(中山)～ライジングリーズンが外から一気に抜け出す”. 競馬実況web (ラジオNIKKEI). (2017年3月11日). https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_11223.html 2020年3月23日閲覧。
- ^ “【アネモネS】ライジングリーズン、桜へ快勝！”. サンケイスポーツ. (2017年3月12日). https://race.sanspo.com/keiba/news/20170312/pog17031205050002-n1.html 2019年11月28日閲覧。
- ^ a b “ライジングリーズン 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年3月23日閲覧。
- ^ “ライジングリーズンの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年3月23日閲覧。
- ^ a b c “ライジングリーズン 血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年3月23日閲覧。
- ^ “ライジングリーズン - Rising Reason - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2022年9月30日閲覧。
- ^ a b c “ライジングリーズンの血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年3月23日閲覧。
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ
