ラグビーフィジー代表

ラグビーフィジー代表

ユニオン	フィジーラグビー協会
愛称	フライング・フィジアンズ
エンブレム	ヤシ
ヘッドコーチ	サイモン・ライワルイ（英語版）
主将	ワイセア・ナヤザレヴ
最多キャップ	ニッキー・リトル (71)
最多得点選手	ニッキー・リトル (670)
最多トライ選手	ヴェレニキ・ゴネヴァ (22)
ファースト ジャージ セカンド ジャージ
初国際試合
トンガ 9–6 フィジー  (1924年8月15日)
最大差勝利試合
ニウエ 0–124 フィジー  (1983年9月11日)
最大差敗戦試合
ニュージーランド 91–3 フィジー  (2005年6月10日)
ラグビーワールドカップ
出場回数	9 (1987年初出場)
最高成績	ベスト8 (1987, 2007)
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ラグビーフィジー代表は、フィジーラグビー協会によるフィジーのラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は「フライング・フィジアンズ」。

概要

トンガ・サモアとともにパシフィック・トライネイションズを形成していた。

W杯では第1回でベスト8に進出し、変幻自在のパスワークとランニングからフィジアン・マジックとも呼ばれた^[1]。

1986年から1992年にかけて、スーパーラグビーの前身大会となるサウスパシフィック・チャンピオンシップに参加していた。

2007年より元ワールドのイリ・タブアが監督に就任。2007年大会では格上のウェールズ代表に勝利してベスト8に進出した。

2006年からパシフィック・ネイションズカップに参加している。

2020年、オータム・ネイションズカップに参加^[2]。

試合前のウォークライはジンビ (Cibi)。

2022年1月から、ワールドラグビーにより代表資格に関する新たなルールが加わった。これにより、他国代表としての出場から36カ月以上が経過した選手は、本人または両親か祖父母が生まれた国の代表に変更できることになった^[3]。フィジーのほか、サモアやトンガなど南太平洋諸国の選手が経済的事情などで外国へ流出している状況への配慮となる^[3]。

新しい代表資格ルール適用により、セタ・タマニバル（元ニュージーランド代表Cap3）は2022年からフィジー代表として出場している^[4]。

ワールドカップの成績

• 1987年 - ベスト8
• 1991年 - プール戦敗退
• 1995年 - 地区予選敗退
• 1999年 - プレーオフ敗退
• 2003年 - プール戦敗退
• 2007年 - ベスト8
• 2011年 - プール戦敗退
• 2015年 - プール戦敗退
• 2019年 - プール戦敗退
• 2023年 - ベスト8
• 2027年 - 出場権獲得

選手

現在の代表

フィジー代表スコッド^[5]

• ヘッドコーチ : サイモン・ライワルイ（英語版）

選手	ポジション	誕生日 (年齢)	キャップ	チーム
サム・マタヴェシ	フッカー	(1992-01-13)1992年1月13日（31歳）	22	ノーサンプトン・セインツ
テヴィタ・イカニヴェレ	フッカー	(1999-11-06)1999年11月6日（23歳）	3	フィジアン・ドゥルア
ズリエル・トンギアタマ	フッカー	(1997-04-13)1997年4月13日（26歳）	0	フィジアン・ドゥルア
マス・ドロコロ	フッカー	(1995-01-21)1995年1月21日（28歳）	15	フィジアン・ドゥルア
ペニ・ラヴァイ	プロップ	(1990-06-16)1990年6月16日（32歳）	37	レッズ
ハエレイティ・ヘテット（英語版）	プロップ	(1997-07-10)1997年7月10日（25歳）	4	フィジアン・ドゥルア
エロニ・マウィ	プロップ	(1996-06-02)1996年6月2日（27歳）	19	サラセンズ
メリ・トゥニ（英語版）	プロップ	(2000-06-19)2000年6月19日（22歳）	0	フィジアン・ドゥルア
メサケ・ドゲ（英語版）	プロップ	(1993-04-01)1993年4月1日（30歳）	4	フィジアン・ドゥルア
ルケ・タギ	プロップ	(1997-06-23)1997年6月23日（25歳）	6	プロヴァンス・ラグビー
サム・タワケ	プロップ	(1996-09-11)1996年9月11日（26歳）	4	フィジアン・ドゥルア
ジョネ・コロイドゥアドゥア（英語版）	プロップ	(1999-03-10)1999年3月10日（24歳）	0	フィジアン・ドゥルア
イソア・ナシラシラ	ロック	(1999-09-13)1999年9月13日（23歳）	2	フィジアン・ドゥルア
アピ・ラトゥニヤラワ	ロック	(1986-07-11)1986年7月11日（36歳）	40	ロンドン・アイリッシュ
テモ・マヤナヴァヌア	ロック	(1997-11-09)1997年11月9日（25歳）	6	リヨンOU
アルバート・トゥイスエ	バックロー	(1993-06-06)1993年6月6日（30歳）	16	グロスター
ペゼリ・ヤト	バックロー	(1993-01-17)1993年1月17日（30歳）	20	ASMクレルモン・オーヴェルニュ
レキマ・タギタギヴァル	バックロー	(1995-12-04)1995年12月4日（27歳）	0	セクシオン・パロワーズ
ホセファ・タマニ	バックロー	(1997-04-02)1997年4月2日（26歳）	0	USコロミエ
テ・アヒワル・シリキダヴェタ（英語版）	バックロー	(1998-04-12)1998年4月12日（25歳）	0	フィジアン・ドゥルア
レヴァニ・ボティア	バックロー	(1989-03-14)1989年3月14日（34歳）	22	ラ・ロシェル
ビリアメ・マタ	バックロー	(1991-10-22)1991年10月22日（31歳）	20	エディンバラ
メリ・デレナランギ	バックロー	(1998-11-26)1998年11月26日（24歳）	0	フィジアン・ドゥルア
ヴィライブ・ミラミラ（英語版）	バックロー	(1999-03-21)1999年3月21日（24歳）	0	フィジアン・ドゥルア
キティオネ・カミカミザ（英語版）	バックロー	(1996-04-27)1996年4月27日（27歳）	1	ラシン92
フランク・ロマニ	スクラムハーフ	(1996-04-18)1996年4月18日（27歳）	17	フィジアン・ドゥルア
シミオネ・クルボリ（英語版）	スクラムハーフ	(1999-01-02)1999年1月2日（24歳）	2	フィジアン・ドゥルア
ラトゥ・ペニ・マタワル（英語版）	スクラムハーフ	(1997-07-08)1997年7月8日（25歳）	0	フィジアン・ドゥルア
テティ・テラ	フライハーフ	(1991-03-07)1991年3月7日（32歳）	1	フィジアン・ドゥルア
ケイリブ・マンツ（英語版）	フライハーフ	(1999-10-30)1999年10月30日（23歳）	0	フィジアン・ドゥルア
ベン・ヴォラヴォラ	フライハーフ	(1991-01-13)1991年1月13日（32歳）	42	ラシン92
チョスア・トゥイソヴァ	センター	(1994-02-04)1994年2月4日（29歳）	19	リヨンOU
カラヴェティ・ラヴォウヴォウ	センター	(1998-06-06)1998年6月6日（25歳）	0	フィジアン・ドゥルア
アドレア・コカギ	センター	(1994-03-01)1994年3月1日（29歳）	1	カストル・オランピック
ワイセア・ナヤザレヴ	センター	(1990-06-26)1990年6月26日（32歳）	30	RCトゥーロン
イオセフォ・マシ	センター	(1998-05-09)1998年5月9日（25歳）	0	フィジアン・ドゥルア
セタ・タマニバル	センター	(1992-01-23)1992年1月23日（31歳）	2	東芝ブレイブルーパス東京
セミ・ランドランドラ	センター	(1992-06-13)1992年6月13日（30歳）	21	ブリストル・ベアーズ
ヴィナヤ・ハンボシ（英語版）	ウイング	(2000-01-30)2000年1月30日（23歳）	2	フィジアン・ドゥルア
ジータ・ウァイニコロ	ウイング	(1999-03-10)1999年3月10日（24歳）	3	RCトゥーロン
セレスティノ・ラヴタウマンダ	ウイング	(2000-01-17)2000年1月17日（23歳）	0	フィジアン・ドゥルア
イライサ・ドロアセセ（英語版）	ウイング	(1999-09-13)1999年9月13日（23歳）	0	レッズ
シレリ・マンガラ	ウイング	(2000-03-20)2000年3月20日（23歳）	0	アヴィロン・バイヨネ
セタ・ツイスヴ（英語版）	フルバック	(1995-09-07)1995年9月7日（27歳）	12	CAブリーヴ
ヴィリモニ・ボティツ	フルバック	(1998-06-15)1998年6月15日（24歳）	0	カストル・オランピック

※所属、 キャップ数(Cap)は2023年6月10日現在

ワールドラグビー男子ランキング

ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。

ワールドラグビー男子ランキング 表 話 編 歴 上位30チーム（2024年4月29日時点）[6]
順位	変動*	チーム	ポイント
1		南アフリカ共和国	094.54
2		アイルランド	090.69
3		ニュージーランド	089.80
4		フランス	087.92
5		イングランド	085.75
6		スコットランド	082.82
7		アルゼンチン	080.68
8		イタリア	079.41
9		オーストラリア	077.48
10		ウェールズ	077.26
11		フィジー	076.38
12		日本	074.27
13		ジョージア	074.02
14		サモア	072.23
15		トンガ	071.57
16		ポルトガル	070.28
17		ウルグアイ	067.94
18		アメリカ合衆国	067.39
19		スペイン	064.37
20		ルーマニア	061.66
21		カナダ	060.90
22		ナミビア	060.56
23		チリ	060.49
24		香港	059.80
25		ロシア	058.06
26		スイス	057.44
27		オランダ	057.29
28		ベルギー	055.89
29		ブラジル	055.37
30		韓国	053.46
*前週からの変動
フィジーのランキングの推移
生のグラフデータを参照/編集してください.
出典: ワールドラグビー[6] 推移グラフの最終更新: 2024年4月29日

かつての主な代表選手

• ワイサレ・セレビ
• ニッキー・リトル
• セコベ・レアウェレ
• セミシ・サウカワ

脚注

関連項目

• 7人制ラグビー男子フィジー代表

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ラグビーフィジー代表に関連するカテゴリがあります。

• フィジーラグビー協会

表 話 編 歴 フィジー代表 - ラグビーワールドカップ2015
フォワード	リー＝ロイ・アタリフォ テヴィタ・ザヴンバティ イセイ・ゾラティ スニア・コト タニエラ・コロイ キャンピージ・マアフ サキウサ・マタンディンゴ レオネ・ナカラワ アカプシ・ンゲラ アピ・ラトゥニヤラワ ペニ・ラヴァイ マラカイ・ラヴロ マナサ・サウロ ネミア・ソンゲタ ネタニ・タレイ タレマイトンガ・トゥアパティ ヴィリアメ・ヴェイコソ ドミニコ・ワンガニンブロトゥ ペゼリ・ヤト
バックス	レヴァニ・ボティア ヴェレニキ・ゴネヴァ ネミア・ケナタレ ギャビー・ロヴォンバラヴ ジョシュ・マタヴェシ ニコラ・マタワル キニ・ムリムリヴァル ネマニ・ナドロ ティモジ・ナグサ ワイセア・ナヤザレヴ ヘンリー・セニロリ メトゥイセラ・タレンブラ アサエリ・ティコイロトマ ベン・ヴォラヴォラ
コーチ	ヘッドコーチ:ジョン・マッキー アシスタントコーチ: フラン・ルディケ タンバイ・マットソン アラン・ミューア モセセ・ラウルニ

表 話 編 歴 フィジー代表 - ラグビーワールドカップ2019
フォワード	テヴィタ・ザヴンバティ マス・ドロコロ セミ・クナタニ キャンピージ・マアフ エロニ・マウィ ビリアメ・マタ サム・マタビシ レオネ・ナカラワ アピ・ラトゥニヤラワ テビタ・ラトゥバ ペニ・ラヴァイ マナサ・サウロ カリヴァティ・タワケ モセセ・ヴォカ トゥベレ・ブンガコト ドミニコ・ワンガニンブロトゥ ペゼリ・ヤト
バックス	レヴァニ・ボティア ヴェレニキ・ゴネヴァ フランク・ロマニ ジョシュ・マタヴェシ ニコラ・マタワル キニ・ムリムリヴァル フィリポ・ナコシ ワイセア・ナヤザレヴ セミ・ランドランドラ ヘンリー・セニロリ チョスア・トゥイソヴァ ジャレ・バトゥンブア アリベレティ・ベイトカニ ベン・ヴォラヴォラ
コーチ	ヘッドコーチ: ジョン・マッキー

表 話 編 歴 フィジー代表 - ラグビーワールドカップ2023 ベスト8
フォワード	レヴァニ・ボティア テ・アヒワル・ジリキンダヴェタ メリ・デレナランギ メサケ・ドンゲ テヴィタ・イカニヴェレ チョネ・コロインドゥアンドゥア ビリアメ・マタ サム・マタヴェシ エロニ・マウィ テモ・マヤナヴァヌア ヴィリヴェ・ミラミラ イソア・ナシラシラ ペニ・ラヴァイ ルケ・タンギ レキマ・タンギタンギヴァル サム・タワケ ズリエル・トンギアタマ アルバート・トゥイスエ
バックス	ヴィリモニ・ボティツ イライア・ドロアセセ ビナヤ・ハボシ シミオネ・クルヴォリ シレリ・マンガラ イオセフォ・マシ ペニ・マタワル ワイセア・ナヤザレヴ セミ・ランドランドラ カラヴェティ・ラヴォウヴォウ セレスティノ・ラヴタウマンダ テティ・テラ チョスア・トゥイソヴァ ジータ・ウァイニコロ
ヘッドコーチ: サイモン・ライワルイ

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