人四依

人四依(にんしえ)とは、衆生の拠り所となる四種の人々をいう[1]

通常の人四依

通常は以下を指す。

  1. 出世の凡夫[1]
  2. 預流と一来[1]
  3. 不還[1]
  4. 阿羅漢[1]

大乗仏教における人四依

大乗仏教ではこの4種人を人四依と見る。

  1. 歓喜地(初地)の前にある菩薩[1]
  2. 初地から五地にある菩薩[1]
  3. 六地あるいは七地にある菩薩[1]
  4. 八地から十地にある菩薩[1]

ただし大乗においては諸説あり一定していない[1]

脚注

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注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 「四依」 - 精選版 日本国語大辞典、小学館。

関連項目

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