伊佐山ひろ子

いさやま ひろこ
伊佐山 ひろ子
本名 伊佐山 博子
生年月日 (1952-08-18) 1952年8月18日(71歳)
出生地 日本の旗 日本福岡県
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1972年 -
事務所 フロム・ファーストプロダクション
公式サイト プロフィール
 
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2017年映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
第46回 キネマ旬報賞主演女優賞『一条さゆり・濡れた欲情』、『白い指の戯れ
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伊佐山 ひろ子(いさやま ひろこ、1952年8月18日[1][2] - )は、日本女優作家。本名:伊佐山 博子[1]

福岡県[1][3][2]福岡市出身[4]福岡女学院高等学校卒業[1]。植物園[1]を経て、女優となる。

来歴・人物

1971年、高校卒業後に上京。俳優小劇場付属養成所に入所する[4]

1972年村川透監督の『白い指の戯れ[5]で映画初主演を果たし、神代辰巳監督の『一条さゆり 濡れた欲情』での演技と合わせて高く評価され、第46回(1972年度)キネマ旬報日本映画主演女優賞を受賞。

当初は日活ロマンポルノを中心に活動していたが、徐々に一般作品へも進出。

岡本喜八監督作品には昭和50年代に3本で助演し、遺作となった『助太刀屋助六』(2002年)にも出演した。

テレビドラマでは『神様、もう少しだけ』(1998年、フジテレビ)など数多くの作品に出演している。

1980年代からエッセイ小説なども手掛け、2010年6月15日には「14年ぶり」と銘打って『海と川の匂い』を刊行し[注 1]、2011年の三島由紀夫賞候補作に選ばれた[6]

タレントのタモリとは遠縁にあたり、関係を問われて「祖母の妹の夫の甥」と説明したが、いちいち説明するのが面倒なのでお互いに「いとこ」で通すことにしたという。

趣味は乗馬[2]バレエ[2]

フィルモグラフィ

映画

テレビドラマ

NHK

NTV

  • 剣と風と子守唄 第17話「闇の宿場に咲く花火」(1975年) - お市
  • 愛のサスペンス劇場 / 手紙-殺しへの招待-(1975年)
  • 大都会シリーズ
  • いろはの"い" 第7話「同棲」(1976年) - 北沢あけみ
  • 太陽にほえろ!
    • 第255話「本日多忙」(1977年) - 滝沢純子
    • 第440話「強き者よ、その名は…」(1981年) - 古沢妙子
    • 第511話「爆発! ロッキー刑事」(1982年) - 中沢恵子
    • 第608話「パリに消ゆ」、第609話「モンブラン遥か」(1984年) - 仁科高子
    • 第676話「地図にない道」(1985年) - 宮田恵理子
  • 大追跡(1978年)
    • 第7話「札束と赤いバラ」 - 杉本久美子
    • 第19話「ご不要な亭主始末します」
  • 土曜グランド劇場→土曜ドラマ
  • 火曜サスペンス劇場
    • 入れ代わった女(1986年)
    • 知りすぎた女(1987年)
    • 虚構の空路(1987年)
    • 電話の向こうに誰かいる?(1990年)
    • 外科医有森冴子 2000年新春スペシャル「母…」(2000年)
    • 警部補 佃次郎 第10作「つぐない」(2000年) - 井上良子
    • 緊急救命病院 第3作「敏腕ナースの昼と夜の顔」(2005年) - 秋野しず江
  • 炎の料理人・北大路魯山人(1987年6月30日)
  • ジャングル 第28話「危険な拾いもの」(1987年) - タカシの母
  • 銭形平次 第30話「鬼心、女心」(1987年) - おくら
  • スペアのない恋がしたい(1989年)
  • 水曜ドラマ
  • DRAMA COMPLEX / 松本清張スペシャル・指(2006年) - 斉藤晃代
  • 恋のから騒ぎ 〜Love Stories V〜「葬儀屋の女」(2008年10月10日)

TBS

CX

NET→ANB→EX

12ch→TX

舞台ほか

声優

その他の番組

ほか多数

音楽

シングル

発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
キングレコード
1977年4月 EP GK-85 A 前略、お父さん 高田ひろお 栫ヒロ
B あたしでいいのかい 石原信一

アルバム

オムニバスアルバム

  • 魅惑のムード☆秘宝館~参之館(2000年、キングレコード、GSD6903)-「あたしでいいのかい」収録。

著書

写真集

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 過去2 - 3年のエッセイを編集し、書き下ろしを一編加えたものである。その書き下ろし作品の『ポルノ』では、演劇養成所に通いながら地方のスタジオに電車で通い、ポルノ映画の撮影をする主人公の揺れ動く心の様子、周囲の人間に対する思いなどが赤裸々に描かれている。

出典

  1. ^ a b c d e 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、240頁。 
  2. ^ a b c d 伊佐山ひろ子 - 日本タレント名鑑
  3. ^ “公式プロフィール”. 株式会社フロム・ファーストプロダクション. 2021年1月1日閲覧。
  4. ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年1月11日号「プロフィル」100頁
  5. ^ “白い指の戯れ”. MOVIE WALKER PRESS. 株式会社ムービーウォーカー. 2020年6月27日閲覧。
  6. ^ a b “三島由紀夫賞・山本周五郎賞の選考結果発表会見を中継”. ニコニコインフォ. ドワンゴ (2011年5月16日). 2020年6月27日閲覧。
  7. ^ "長谷川博己×綾瀬はるか「はい、泳げません」麻生久美子、阿部純子らが参加! 場面写真も披露". 映画.com. カカクコム. 1 March 2022. 2022年3月1日閲覧

外部リンク


1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
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